賃貸マンションで家賃を安くする方法(長崎県/准教授/56歳/女性)

私は長崎県に住む56歳の准教授です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションを借りる時のポイントは、時期を外して探すことです。一般的に4月の異動時期前の2月や3月は、年間で最も人の動きが激しい時期です。賃貸物件はこの時期に合わせて家賃が高くなります。入居希望者がたくさんいるため、多少高めでも満室になるのです。賢い探し方は、この時期を外して探すことです。最もおすすめなのは4月です。2月や3月の動きが激しい時期が過ぎた直後なので、ゆとりを持って希望物件を探すことができます。時期を外すと希望物件は残ってないのではないか、と不安になる人がいます。最近は少子化の影響で賃貸物件は過剰気味になっているので、その心配はありません。4月はオーナーや不動産屋と値下げ交渉ができる時期なのです。


4月の時点で空室となっている部屋は、次の繁忙期である9月まで待たなければならないのです。つまり4月から9月までの間は収入を諦めることになります。このような状況は借り手にとっては好都合です。値下げ交渉ができるからです。オーナーや不動産屋にとっては、借り手が現れてくれたことだけで嬉しいはずです。9月までの家賃収入が入ってくるのですから、大歓迎です。ですから値段を下げて欲しいと交渉すれば、下げてくれる可能性が高いのです。また実際に4月になると、家賃を下げる物件も多くなるのです。例えばワンルームマンションの場合、同じ間取りでもオーナーによって家賃が違うケースがけっこうあります。そのような場合、交渉によって安い方の家賃にしてくれることがあります。