賃貸物件の仲介手数料(香川県/ラジオパーソナリティ/25歳/女性)

私は香川県に住む25歳のラジオパーソナリティです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


住みたい賃貸物件が決まったら、いろいろとお金が必要になります。敷金や礼金に物件そのものの賃料や管理費、共益費など、初期費用としてまとまった金額を用意しなければなりません。これら以外に支払うお金として、仲介手数料があります。これは、賃貸物件の契約の時に、不動産会社に成功報酬として支払うお金のことで、媒介手数料とも言います。一般的に仲介手数料の金額は1か月分の賃料か2ヶ月分ほどのケースがおおいようですが、不動産会社や物件によって金額は異なります。不動産の売買にかかる仲介の手数料の場合、売買代金に4%前後をかけた金額など、明確に決められていることが多いのですが、賃貸の場合は、宅建業法で決められた上限内で不動産会社が自由に設定することになっているのです。


仲介手数料は不動産会社側の報酬になるのですから、支払ったお金は退去する時も戻ってくることはありません。とはいえ、安い金額ではありませんから、なるべく負担の少ないほうがいいですよね。仲介手数料は、不動産会社に支払う礼金と同じ意味があり、借主側は手数料を2重に支払っていると言われています。契約前に礼金か仲介手数料のどちらかを無料か、減額してもらうように担当の営業と交渉するのもひとつの手段です。交渉しだいでは、無料が難しくても減額してもらえるケースもあります。また、最近では仲介の手数料をとらない賃貸物件や、手数料を半額に減額してくれる不動産会社もあります。自分の目で賃貸物件を数多く見て回り、少しでもお得にお部屋を借りたいですね。