私は静岡県に住む70歳の漫画家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅の契約を行う際には、敷金や礼金や仲介手数料といったさまざまなお金が発生してきます。これらについてはそれぞれ支払う意味があるので、しっかりと理解をしておくことが大切です。この中で礼金についてあまりよくわからないという人もいます。このお金の由来は戦後の東京で、住むところがなくて困っている人に対して、大家さんが住むところを提供してくれたことが始まりだとされています。この大家さんに対してのお礼が、今の礼金にあたるとされています。しかし今はこのような考え方はありません。現在ではこのお金の一部は、不動産会社に支払う仲介料に充てているのです。契約の際に支払うお金の仕組みはこのようになっているのです。
このお金については、返金されると言うことがありません。したがって入居をしてすぐに引越になった場合でも返金されると言うことがないのです。それは契約をするときにこのようなことは重要事項に書かれているからです。しかしこの礼金に関しては地域によって考え方に差があり、このような制度がないところもあります。特に近畿圏や首都圏ではこの仕組みが古くから行われてきています。しかしこのほかに地域ではこのような制度がない所もあるので、地方から出てきていざ賃貸住宅を探すと言うときにとまどってしまう可能性もあります。したがって首都圏や近畿圏で賃貸住宅の契約をするときには、礼金というものがあって、支払わなければいけないと言うことを頭に入れておくようにします。