私は栃木県に住む60歳の競輪選手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸契約時には、いくつかの名目の費用支払いが発生します。賃貸契約では、通常敷金と礼金、仲介手数料が発生することが一般的になっています。また、契約時には火災保険料などの費用や、入居時の鍵の交換代やハウスクリーニング費用が必要な場合もあります。敷金については、不動産会社や大家さんへの担保金として預ける意味合いを持つお金で、家賃滞納や退去時に部屋の汚損などがなければ、通常返金される費用となります。これに対し、礼金と仲介手数料は、それぞれ大家さんと不動産会社への契約のお礼や事務手数料として支払う意味合いのお金になり、敷金と違い返却されない費用となります。これら必要については、通常家賃の1カ月分などとなっている場合が多くなっています。

また物件によっては、これら費用が発生しない物件もあり、アパートなどへの引っ越し費用を抑えたい場合は、礼金や仲介手数料が無い物件かもしくは、なるべく低い金額の物件を選ぶと、初期費用を抑えることが可能となります。但し、物件や不動産会社によっては、これらの費用を徴収しない代わりに、家賃に上乗せされている場合もあるため、その場合、長く住み続ける場合にトータルのコストがかかることになる場合もあるため注意が必要です。賃貸物件サイトなどで、複数の業者を比較した場合、同じ物件でも家賃に違いが出てくるのは、そういった理由による場合が多くなっています。その為、賃貸物件を探す際は、礼金や仲介手数料と家賃の関連をみて、比較しながらトータルコストで考えることが重要になります。