私は宮城県に住む46歳のファンドレイザーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

敷金などと一緒に家賃を支払う際によく耳にするのが礼金と呼ばれるものです。敷金は、部屋を出ていく際に支払う部屋の修繕費などに使われますが、礼金の場合そういた意味は持ちません。ですから、どの物件においても一律に支払わなければならないものではありません。礼金とは、大家や不動産に対して、賃貸の契約を成立した際の感謝金と位置付けられているものです。契約を締結できたお礼ということで支払うということです。しかし、賃貸では、家賃を毎月のように支払う義務があります。その義務を果たすのは当たり前ですから、本来ならば、支払う必要のないお金です。しかし、現在でも礼金を支払うシステムにしている大家や不動産は存在します。

礼金の相場は、大体家賃1か月分とされています。1か月分を超えるような設定になっていることはほぼあり得ません。上記のように、本来ならばあまり支払う意味のないお金ですから、1か月以上の額を提示される場合には、支払わない交渉を行うことや、支払うシステム自体を導入していない物件を選ぶことも重要です。システムを導入しているかしていないかは、Web上の物件の口コミサイトなどを利用することをおすすめします。物件紹介だけを主に目的としているサイトでは、このシステムが導入されている物件かどうかまでは記載していないことも多いからです。又、毎月支払うものではなく、賃貸の契約をしたその日に支払ったり、最初の家賃支払日に一緒に請求されることもあります。