私は島根県に住む73歳のセラピストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

アパートやマンションを借りる際に賃貸契約を結びます。その時に初期費用としてかかるのが敷金になります。この敷金の習慣がない地域もありますが、相場で家賃の1ヶ月から2ヶ月程度の費用がかかります。この他にも礼金が初期費用としてかかりますが、これは大家さんに対して支払うお金で戻ってこないお金になります。敷金は、退去時に精算されて返還されるお金になります。何に使われるお金かというと、入居期間中に家賃の支払いができなかった場合に、その未払い家賃を補てんするために使われる費用になります。また、入居中に元々設置されている設備を借主の故意や過失によって破損させてしまった場合も、このお金から修繕のために使用されます。

入居期間中に家賃の支払いや何か故意や過失によって破損してしまうようなトラブルがなければ、あとは退去時の原状回復の費用のために使われるだけです。入居していると、部屋の壁紙も汚れてきますし、何かポスターを画びょうで刺していたりするとなると穴があきます。フローリングも家具が置いてあると跡がついていたりもします。そのような劣化に対する修繕の費用のために使われます。次の入居の方のためにドアの鍵交換やハウスクリーニングの費用として原状回復のために使用されます。トラブルがなければ敷金からひかれるものは、原状回復の費用のみになります。そして、退去後約1ヶ月程度で敷金の残額分は銀行振り込みで返還されることになります。