僕は徳島県に住む63歳の塾講師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りるにあたっては毎月所定の金額の家賃を納める必要がありますが、それ以外にも様々なタイミングで、一定の出費が必要となるケースがままあります。たとえば、契約時に物件の大家と渡すことになる礼金。さらに基本的には退去時に返却されるものであるものの、家賃の未払い時の支払いや原状回復費用などに充てられるケースも多い敷金。そして不動産仲介業者を介して契約を交わした際に支払う必要がある、仲介手数料といったものがこれにあたります。またさらに、これらに加えて一定の契約期間、たとえば二年毎に契約更新をするといった契約を交わした際には、二年毎に契約更新料という費用を支払う必要があります。一定の賃貸物件に長期間住み続ける際には、この金額にも注目して契約を交わしたほうがいいのです。
これは、契約更新料が礼金や仲介手数料などと同様に払いきりのお金となるためであり、また賃貸物件によっては、金額がゼロになるケースもままあるためです。大概は家賃換算で一か月分、二か月分といった金額の支払いをすることになるケースが多い上記の支払いですが、この金額をゼロに近づけることで、余計な出費を減らすことが可能となるのです。たとえば、二年契約で契約更新料が家賃一ヶ月分の賃貸物件に四年住むことを想定すると、必ず一度は更新料を支払う必要が出てくるため、毎月の家賃一か月分を48ヶ月で割った分だけ家賃が高い、更新料がゼロ円の物件に住むのと同様の出費が必要となるのです。こういったことをしっかりと踏まえたうえで、賃貸物件の契約を交わすといいでしょう。