僕は東京都に住む29歳のプロボクサーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
法律では更新料の支払いについての明確な決まりは存在しません。どれ位の金額が妥当か算出する方法も、決まった計算式もありません。個人の賃貸借契約の事情を考えながら、貸主と借り主が合理的な金額を決めることが多いとされています。しかし、多くのことに相場が存在するように、この金額についても目安は存在します。一般的には、家賃の一ヶ月分とするものが最も多いとされ、家賃の1.5ヶ月分や二ヶ月分を求めてくるところもあります。ですから、法律で明確な決まりが存在しないと言えど、家賃の一ヶ月分や二ヶ月分なら妥当な金額と判断できると言えます。しかし、この妥当な金額よりもはるかに上回る金額を要求するケースもあると言われています。
長期間家賃の値上げをしなかったために、近隣物件の家賃よりも何割か低いままと言う状態の場合、低かった家賃により生じた足りない分を補うために、通常の妥当とされる更新料の金額よりも、多めの金額を要求されることがあります。しかし、最近は契約期間の多くは二年か三年と言われているので、多額な更新料を要求してもあまり合理性は無いとされています。また、更新後に家賃の値上げをしない代わりとして、多めの更新料を要求されることもあります。借り主は値上げされたかもしれない家賃の金額と、要求された更新料の金額を比べ、妥当だと考えたなら応じても構いませんが、更新後の期間中に家賃の値上げはしないと契約書に明記してもらうことです。