私は青森県に住む18歳の外交官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅に長く住み続けていると発生してくるのが更新料です。一般的な賃貸住宅の場合、契約期間は「2年」として契約するのです。「2年」という契約期間が過ぎ、さらに住み続けたいとした時に再契約するための料金として発生するのです。しかし、日本全国どこでもあるわけではありません。2007年の国土交通省が実施した調査によると南関東や京都で多い一方、大阪や兵庫では行われているのはまれであるそうです。また、その相場も地域によってばらつきがあります。東京や千葉県では2年ごとに賃料1ヵ月分、神奈川県では1ヶ月分か半月分、埼玉県と千葉県では半月分というケースが多いなどです。これは更新料は法律にはなんら規定がなく昔からの慣習ということから発生したものであることからだと思われます。
それでは、更新料は払わなくてもいいのかというとそう簡単にいきません。一般的に払わなければいけないのかどうかは「賃貸契約書」にそのことが明記されているかで違ってくるのです。「賃貸契約書」に金額などが記入されておりサインしているということは支払いに同意したとみなされるのです。逆に支払いについて何も記入されていなければ支払う必要のないお金となります。更新のお知らせの葉書が届いてから、「知らなかった」「払いたくない」などと主張しても通用しないので契約の時に契約書をきちんと読むことが大切です。ただ、更新料は「賃料の補充や前払い、契約継続の対価」という面があり、賃料が周囲の物件よりも安く設定されていることもあるので更新料がある物件のほうが得であるというケースもあるかもしれません。