賃貸物件の保証人を依頼されたら(愛知県/騎手/73歳/男性)

僕は愛知県に住む73歳の騎手です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


アパートやマンションの賃貸契約を結ぶ際に、必要とされるのが保証人制度です。最近では不要の物件もありますが、まだまだ少数なので誰かに依頼して貰うことを想定しておいた方が良いでしょう。賃貸物件は基本的に連帯保証人とされるのが一般的です。この制度は借主と同等の立場で責任を負わされることになるのです。万が一借主が家賃未払いなどの事例が発生した場合には借主に代わって保証人が支払う義務が生じます。大抵の場合、親などの身内に依頼しますが、それが出来ない場合には他の人を探して依頼しなければなりません。たとえ仲が良くても万が一の時に自分が大金を用立てしなければならないと想定した場合、気軽に請け負えるようなものではありません。


賃貸ではトラブルの案件も多く、家賃滞納以外では室内で不祥事を犯してしまったり、部屋の原状回復のために多額の費用を支払わなければならなくなったりする事もあるのです。こういう事例がいつ降りかかってくるか分かりません。しかし懇意にしている仲の人から依頼されるとなかなか断れないものです。そういう時のために断りマニュアルを作っておくことが望ましいでしょう。例えば、親から保証人には絶対になるなと約束している、嘘の事例を出してきて友達から連帯保証人を依頼され、その用立てをしなければならなくて困っている。とても引き受けられる状況ではない、などそれまでの人間関係を壊さないでこちらの事情を切実に伝えることで相手も諦めるでしょう。しかしただ断るだけではなく保証代行サービスなどに相談するよう促すなどアドバイスしてあげると感謝されるのではないかと思います。