私は富山県に住む58歳の学長です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
はじめて独立する人が賃貸物件を借りる場合には、入居にかかる費用と契約に必要な書類について知っておく必要があります。また入居までのスケジュールを立てて、部屋探しをしてください。地方に暮らしている方が東京へ出てくる場合は、あらかじめインターネットの賃貸検索サイトを利用して、部屋の大きさと賃貸相場について調べておくと便利です。いくつかの候補を見つけておけば、上京した時にも効率的に部屋を見て回ることができます。その時にはすぐ契約できるように、費用と必要書類を持参して下さい。費用は物件によりますが、敷金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などを用意しておけば大丈夫です。礼金が必要な物件もあるので、それも確認してください。
必要書類は入居者本人の住民票、入居者本人の身分証明書、収入証明書、保証人の保証書、保証人の収入証明書などを用意してください。入居者本人が学生の場合は学生証が身分証明書の代わりになります。また学生の場合で収入がない場合は、親の収入を証明する書類が必要です。親以外が保証人になる場合はその収入証明書で大丈夫です。忘れないようにしたいのが本人の印鑑と保証人の印鑑です。その場で契約となると、印鑑を押さねばならないからです。保証人を親以外にする場合に注意したいのは、直前になって拒まれるケースです。頼んだ時はオーケーでも、いざ収入証明書が必要だとなると急に断られる場合がけっこうあるのです。そのような事態にならないためにも、できれば親に保証人になってもらうのがベストです。