私は山形県に住む33歳の国会議員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅を借りる際には、お金以外にも用意する必要のあるものがあります。それは、様々な必要書類です。ホテルや旅館など、ごく短期間の利用を前提としている宿泊施設の場合には、いちいち証明書類の提示が求められるようなことはありません。万が一、利用するたびに証明書類の提示を求めるようなホテルや旅館があったとしたら、利用者から敬遠されて潰れてしまうと思われます。しかし、年単位での利用が前提となる賃貸住宅の場合には、事情が変わってきます。とりあえず入居時にお金を持っていたとしても、契約期間中ずっと賃料の支払い義務が生じることになりますので、支払い能力やそれを担保するものが必要になります。そのために、各種の必要書類の提出が求められるというわけです。

具体的にどのような書類が必要になるのかについては、利用する物件を取り扱っている不動産会社や大家さんによって違ってきますので、事前に確認する必要があります。一般的に言うと、本人確認ができる書類と、収入を証明できる書類が求められるケースが多いです。本人確認書類としては、免許証や住民基本台帳カード、健康保険証、住民票などをあげることができます。また、連帯保証人をつける場合には、保証人の身分証明書も必要になります。多くの場合、住宅を借りる本人は認印を押すだけで済むので、本人の印鑑登録証明書は不要です。しかし、保証人の方は必ず印鑑登録証明書の提出が必要になります。遠方に住んでいる人に保証人を頼む場合には、郵送にかかる時間も考慮して書類を準備してもらう必要があります。