賃貸物件へ入居するまでの必要書類と注意点(山口県/舞踊家/70歳/男性)

僕は山口県に住む70歳の舞踊家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


入居の意志が決まったら、まず入居申込書に記入して入居審査を行います。この時、入居の意志を示すための申込金が必要な場合もあります。その後家主の承諾が得られれば、契約に移ります。次に、賃貸物件契約時に用意しなければならない必要書類について説明します。基本的なものは、住民票、印鑑証明書、収入を証明する書類です。自営業などの場合は確定申告書や納税証明書、会社員の場合は源泉徴収票を提出します。入居者が学生の場合は、本人の身分を証明する学生書や、保護者の収入を証明する書類を用意します。未成年が契約する場合は、法定代理人の同意が必要です。そのような手間を省くため、保護者を契約者とすることもあります。また、保証人を必要とする場合は、連帯保証契約書などの記入や実印の押印を、保証人に依頼して済ませておかなくてはなりません。保証人の印鑑証明や収入を証明できる書類も必要になることが多いようです。


契約書の内容をしっかりと把握しておくことが重要です。したがって、契約書を手にした後は、全体に目を通す時間を確保することが必要不可欠です。内容を把握せずにその場で印鑑を押してしまうと、トラブルを招く可能性が高まるので、注意が必要です。契約書によっては、特約が記載されていることもあります。これにより敷金が返金されないこともあります。禁止事項や原状回復に関する解釈、解約する場合の予告期間などをしっかり確認することで、未然にトラブルを防ぐことが可能です。書類以外にも用意しなければならない代表的なものは、実印とお金です。敷金・礼金・前家賃・仲介手数料・火災保険料などの合計額をよく確認して用意しておくことで、滞りなく手続きをすすめることができます。