賃貸物件の契約期間と更新料について(福岡県/ファンタジー作家/18歳/男性)

僕は福岡県に住む18歳のファンタジー作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の契約期間は、多くの場合は1~2年となっています。入居の際には礼金を支払いますが、その有効期限が1~2年だということです。したがってそれ以上の期間住み続けるには、礼金を追加で支払うことが必要です。これは一般的に更新料と呼ばれていますが、値段は礼金と同等です。礼金と同じお金を支払うことで契約期間が延び、その賃貸物件にさらに1~2年追加で住むことができるようになるのです。契約期間は、住むことができる期間のことですが、同時に住まなければならない期間でもあります。そのため、基本的には満了時まで住み続けることが必要です。とはいえ、転勤などやむをえない事情がある人もいます。そのような場合には、原則として退去予定の30日以内に申し出れば、期間途中での解約が可能です。


ただしその場合、先に支払った礼金や更新料は、返金されません。たとえ2年契約で、そのうちの1年しか住まなかったとしても、残り1年分の礼金や更新料は戻ってこないのです。したがって賃貸物件を探す際には、契約期間と今後の予定とを考えた上で、物件選びをする必要があります。たとえば1年後に引っ越す予定がある場合には、最初から1年契約の物件を選んでおけば、ちょうど満了時に引越しができるというわけです。2年契約の物件よりも礼金が安めのことが多いので、無駄な出費を防ぐことができます。また契約満了日から追加で数ヶ月だけ住み続けたいという場合には、早めにその予定を大家に伝えておくことで、月割計算で数ヶ月分だけ更新料を支払うということが可能になります。1~2年分の更新料を支払わずに済むということです。