賃貸物件の契約期間について(大分県/アーティスト/42歳/女性)

私は大分県に住む42歳のアーティストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


かつては「家は財産になるから」と言われ、資産を購入する方が多くいましたが、現在ではそのようなことにこだわている方は少なくなったように見受けられます。世帯主の年齢と持ち家の関係についての調査では、ファミリー世帯の世帯主が20代前半から30代前半にかけては賃貸物件が多く、30代後半のは持ち家に抜かされますが、独身の方にはまだまだ賃貸の方が人気です。賃貸物件が支持される理由とは何なのでしょうか。特徴と共にメリットを紹介しますと、家賃はローンと違って払い続けなければなりませんが、トータルで見ると購入よりも費用が安く済む、というデータがあります。移動の自由度も高いですし、資産価値の変動を考慮しなくてよいこともメリットでしょう。


 では実際に賃貸物件に住んだ時、契約期間というものが存在します。普通借家契約の場合は、期間は通常は1年以上で設定されており、期間を2年とすることが多いようです。1年未満に設定されている場合には、期間のない契約ということになります。また、途中解約に関する特約を定めることが出来ます。この特約では、解約の予告期間や、直ちに解約する場合に支払う金銭について定めていることが多いようです。定期借家契約のばあいは、契約の更新がない契約で、期間が終了した時点で確実に明け渡しを受けることが出来ます。契約期間は自由に決めることが出来ます。契約期間を確定的に定めた上で、公正証書等の書面によって契約することが必要です。