私は岡山県に住む40歳の電話交換手です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件には、契約期間というものが発生します。一度契約したからと言って、永久的にその物件を借りることはできないのです。その物件に長く住み続けるためには、途中で訪れる契約満了時に更新手続きを行うことが必要になります。多くの場合は、契約満了時が近づいた際に、電話か送付書面で知らされることになりますが、その時を限りに退去する場合にのみ、退去届というものを提出することになります。それ以外の場合は、ほとんどの場合、自動で継続されることになりますが、物件によっては改めて契約書を取り交わしたり、そのための更新料を支払うことになります。どのような取り決めになっているかは、入居時にもらう契約書類に詳細に記載されています。

改めて契約続行の契約書を作成する場合には、それを機会に家賃の見直しが行われることになります。物価や地価の変動によって、家賃の値上げが行われるのです。また、建物の経年劣化を補修するためのリフォームが近々に予定されている場合には、そのための費用を捻出する意味で家賃の値上げが行われます。また、それとは別に更新料が請求されることもあるため、契約期間の終了が近づいた際には、そのための費用を用意しておく必要があります。更新料に関しては、具体的な金額が契約書にかかれていますが、家賃の値上げに関しては予想できないため、貯金などを行って備えておくことが大事です。以上の様な理由から、賃貸物件に入居を決めたら、まず最初に契約期間の内容について調べておく必要があります。