賃貸物件の契約更新について(大阪府/臨床検査技師/20歳/女性)

私は大阪府に住む20歳の臨床検査技師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件に住んでいる方は、年に一度または二年に一回といったペースで契約更新の手続きをしながら同じ場所に住み続けている人も少なくないのではないでしょうか。地域によってはそのタイミングで更新料が発生するケースも少なくないため、契約更新のタイミングを見計らって引越しを行う人も少なくないことでしょう。また、周辺の不動産相場の動向次第では家賃の値上げを求められる可能性もあります。2014年4月からは消費税が5%から8%へと増税されました。家賃自体には基本的に消費税はかかりませんが、大家や管理会社が修繕を行ったりする場合にはその修繕工事や各種サービス料に消費税がかかりますので、そうした増税を理由に値上げを求めるケースもあるようです。


しかし、借主側からしてみると、契約更新時は家賃の値下げ交渉をしてみるよい機会であるともいえます。住み始めた当初より建物の築年数は間違いなく古くなっているわけですし、周辺により新しい賃貸物件が新築されているケースもあります。空き部屋が目立つ場合は新たに募集している部屋の家賃は今までより値下げして募集しているケースもありますので、そうしたケースではその金額と同等の家賃へ値下げを要求するのは妥当な要求であるといえるでしょう。そうでない場合でも、現状のマンション供給過多の状況では空き室となるリスクを嫌って多少であれば家賃の減額に応じてくれる可能性もありますので、まずは一度交渉をしてみるとよいのではないでしょうか。