僕は愛媛県に住む45歳のビル管理技術者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件は通常、数年の契約期間があります。これは、大家が入居者を安定して確保するためのものです。入居して数か月で退室されてしまっては、すぐに次の入居者を募集することができないので空室となり、経営上の問題になりかねないことになります。そのため一定の契約期間を定めることによって、中途の退室者を避け、また契約期間満了時を見越した新たな入居者の募集をかけられるようにしています。契約期間が満了し、引き続き同じ部屋に居住する場合は、契約更新の手続きをとる必要があります。不動産会社によっては更新料を請求する場合があります。一般的には家賃の2分の1から1か月分を請求されるので、数万円の大きな負担となります。更新料の有無は、契約時に確認することができます。
また契約更新にあたっては、入居者の情報も更新しなければなりません。電話番号や、会社、年収が変わった場合は、申告する必要があります。契約期間中に子供が生まれたという場合は、なるべく早く申告することが望ましいですが、もしも未申告の場合は更新時に家族構成の変更をします。また、会社や年収も、大家にとってはとても重要な情報です。なぜなら、この先も安定して家賃をしっかり支払えるかの判断材料になるからです。場合によっては、収入証明書の提出も求められます。以上のように賃貸物件には数年の契約期間があり、期間が満了すれば更新の手続きをとる必要があります。手続きには、更新料の支払いや、個人情報の変更の申告を行います。