賃貸物件の契約更新か退去かを選ぶポイント(神奈川県/ゲームデザイナー/60歳/女性)

私は神奈川県に住む60歳のゲームデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件は契約期間が定められている場合とそうでない場合があります。1年未満の契約は期間に定めが無いとされています。また、契約更新をしない前提で、契約期間が満了すれば即座に退去が命じられる契約もあります。前者を普通借家契約と呼び、後者を定期借家契約と呼びます。ほとんどの場合は前者となっていますが、希に後者の物件も存在するので、契約時に確認しておくことが大切です。前者の場合は契約期間が満了に近づけば不動産会社から連絡が入ります。契約更新に必要な書類を書いて、更新料を支払います。更新料がかからない地域や物件も存在するので、入居時に聞いておきます。更新料は家賃一ヶ月分が相場ですが、二ヶ月分徴収される場合もあります。


退去を選ぶ場合は必ず事前に管理者に連絡しなければなりません。引越しの一ヶ月前までに連絡することが一般的ですが、物件によっては三ヶ月前に連絡しなければならない場合があるので注意が必要です。引越しの一ヶ月前までの連絡ということは、引越しが決まってから一ヶ月間は家賃を支払わなければならないということです。これは、急に管理者の収入が無くなることを防ぐ為の契約になっています。一ヶ月前に連絡できなかった場合でも家賃一ヶ月分を支払わなければならないことが多いです。場合によっては家賃よりも低い金額の違約金の支払いで済みますが、できるだけ早く連絡することが大切です。契約更新時に更新料がかかる場合は出費がかさむので予め準備しておきます。