賃貸アパートの需要の高まり(山形県/警備員/63歳/女性)

私は山形県に住む63歳の警備員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸アパートの需要が、高まりを見せています。マンションにおいても同様のことがいえます。分譲タイプよりも、賃貸物件の人気が高まっている理由としては、税金の問題もあるといえます。固定資産税がそれにあたります。固定資産税は、一般的に、その所有者に対して請求されますので、土地や建物の持ち主にとっては、大きな負担になるといえます。持ち主の収入や職業に関係なく、その土地や建物に対してかかるものです。おおむね、年度はじめの4月頃に、各自治体の課税課から郵送されてきます。銀行やコンビニエンスストアで一括返済や分割での支払いができます。この固定資産税は賃貸物件の借主には、請求されませんので、アパートなどを借りて住むことに人気が集まる原因の一つになっているといえます。


しかしながら、賃貸物件にもリスクがないわけではありません。定期的に更新の時期がきますので、更新手数料などを支払わなければいけません。年収の多い人にはそうでもないかもしれませんが、年金生活者や低賃金の人には、決して安いものではなく、退去を余儀なくされる人も多くでるとされています。また、何年間もの間、滞納なく、家賃を払い続けたとしても、賃貸物件の場合は、自分のものにならないという事実も忘れてはいけません。高齢化社会の到来に対し、日本の住居のあり方も変革を迫られています。高齢者がアパートなどを借りている場合、万一の場合の引き取り手の存在の有無などが問われています。誰もが幸せな老後を迎えたいと思っています。若いうちからの準備が必要といえます。