賃貸契約をむすぶ際の仲介手数料について(東京都/和紙職人/67歳/男性)

僕は東京都に住む67歳の和紙職人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


初めて賃貸物件を探す方にとって仲介手数料とはどういうものか、なかなか理解しづらいかもしれません。私たちは多くの場合不動産会社を通して不動産を売ったり買ったり借りたりしますが、その際に不動産会社に支払う手数料(契約の成功報酬)が仲介手数料です。不動産会社が貸す側と借りる側(賃貸契約の場合)の間に入るので、媒介手数料と呼ばれる場合もあります。不動産会社に支払う手数料はあくまで「成功報酬」なので、物件探しなどを不動産会社に手伝ってもらっても契約が成立しなかった場合は手数料を支払う必要はありません。また、仲介手数料の金額には宅地建物取引業法によって上限が決められていますので、それを超える手数料は請求できません(しかし、通常不動産会社は法律で決められている上限いっぱいの金額を請求します。)


賃貸契約の場合、法的には貸主と借主双方から得られる手数料の合計金額は家賃の一ヶ月分+消費税に相当する金額で、一方の依頼者から得られる金額の上限は家賃の一ヶ月分の0.54倍を超えてはいけないと定められています。したがって本来は仲介手数料は大家と折半するべきなのですが、日本では慣習として借りる側が家賃の一ヶ月分を全額支払う契約が多くなっています。このように、これまでは借りる側にとって不都合なことが多かった仲介手数料ですが、最近では価格競争が始まり状況が徐々に変わっています。ネット上の不動産情報でも手数料無料や半額、割引などを提示した不動産会社が増えてきています。しかし、手数料が安いからといって良い不動産会社とも限りません。良い契約を結ぶには信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。

賃貸住宅に住む上での家賃と生活の関係(静岡県/美術/67歳/男性)

僕は静岡県に住む67歳の美術です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す際に、物件を絞っていく条件で必ず見るべきところの一つとして「家賃」があげられます。なぜなら、生活をしていく上で毎月出費していく「固定出費」の中でも、例外はあると思いますが、家賃の金額がもっとも多いからです。そして、電気代やガス代、水道代のように節約できるものではなく、毎月決まった額の支払いが生じてくるからです。自分の収入に見合った金額でなければ、部屋が広い、部屋数がある、便利な立地と条件が良くても、それ以上に不具合が出てくる、さらには生活自体が困難になり、引き払わなければならないことになる可能性も、決してゼロではないのです。かと言って、ただ安ければそれで良いということにもならないでしょう。安いには安いなりの理由があるからです。


「家賃は収入の3分の1が目安」とよく耳にします。しかし、一般的な線引きでしかありません。では、手取り15万の人の家賃5万と、30万の人の10万では何が違うのでしょうか。どちらも収入の3分の1ではありますが、差し引かれた後に手元に残る額が違うのです。毎月支払いが生じるものですから、その金額を引いた残りで生活をしていかなければなりません。趣味に使ったり、余裕が欲しい人はある程度、部屋の条件で妥協しなければならない箇所がでてくることでしょう。生活を多少切り詰めてでも、部屋に妥協しなくないならば、少し背伸びをしても良いと思います。目安はあくまで目安なのです。つまり、個人がどこを重視するかによって、収入における家賃の割合がどうあるべきかが見えてくるのです。

賃貸物件の初期費用に関して(奈良県/声優/34歳/女性)

私は奈良県に住む34歳の声優です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


物件を賃貸する場合、大なり小なり必ず必要になる費用が【初期費用】です。一般的に家賃・前家賃・敷金・礼金・仲介手数料などの他、入居に関わる費用(カギ交換費用、クリーニング費用、抗菌施行費用、保険料など)などの費用のうち、全てもしくは一部が必要となります。それぞれの不動産業者によって、実際に必要となる名目は違うため一概にまとめることは出来ませんが、概ね物件家賃の6か月分を最低限の目安として考えると良いです。中には敷金・礼金・仲介手数料などが不要となるものも存在し、初期費用を抑えたいと考える方からは非常に人気のあるプランです。しかし、安く入居できるからと諸手を挙げて喜べる訳では無く、やはりメリット・デメリットが存在しています。


敷金とは、本来であれば「家賃の滞納や、未払いが発生した際の補てんを目的として家主に一時的に預けるお金」ですが、毎年、敷金を巡るトラブルが相次ぐように、その取扱いに関しては業者と利用者とでは大きな違いがあります。結果的に、退去時に確実に敷金が全額返還されるとは言い切れませんが、入居費用ほどでは無いにしろ退去費用も意外と多くかかります。その時に相殺が出来ると、余計な出費を減らすことができるため、初期費用として支払っておく方が良いと言えます。しかし、礼金や仲介手数料に関しては借りる側からすると「全くの無駄」となるものです。これらを不要としている業者や物件は良心的とも言えますが、他の名目で回収している場合もありますので注意が必要です。

賃貸物件の契約時には間取りをよく確認して(新潟県/照明デザイナー/39歳/女性)

私は新潟県に住む39歳の照明デザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


一口に賃貸物件といっても、間取りは様々です。単身者向けの物件としては、やはりワンルーム形式が多いのですが、ワンルームと言っても、厳密には1Rと1Kとに分けられます。この1Rとは、1つの部屋の中にキッチンがある物件、1Kとは、キッチンが部屋から独立している物件とです。一見そう違いはないのですが、たとえばキッチンのにおいが部屋にこもるのがいやな場合などは、1Kがお勧めです。この2つの場合、家賃そのものにはあまり差はありません。それから1DKや2Kも、単身者向けには多い間取りで、寝る部屋と食事をする部屋を分けたい場合にお勧めです。ダイニングとリビングを兼用し、寝室を独立させたい場合は前者、ダイニングとそれ以外の部屋を分けたい場合は後者がいいでしょう。


また、間取りによって、部屋の使い勝手が左右されることもありますので、その点もよく見たうえで物件を決めたいものです。たとえば、バルコニーに出るような場合、寝室を一々通らなければならない物件と、リビングからそのまま出られる物件とでは、やはり後者の方が便利です。それから、同じ間取りでも広さにかなり差があることもあります。このような場合は、収納スペースの有る無しが、そのまま広さの違いにつながっていることもあります。物をあまり持たないのならともかく、収納スペースは生活するうえではやはり不可欠ですので、賃貸物件を探す場合は、間取り図をよく見たうえで、自分の理想とする生活に見合った条件であるかどうかを確かめてから、契約することをお勧めします。

賃貸における築年数の重要性について(新潟県/弁理士/22歳/男性)

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賃貸物件を探す際には、家賃や場所、駅からの徒歩時間など様々な条件で選ぶ場合が多くなっていますが、築年数についても重要な要素になります。他の条件と比べても築年数が重要となる理由にはいくつかのことがあります。まずは、耐震強度の問題があります。昭和56年に耐震基準の大きな見直しが行われています。また、その後も大地震が起き都度に小規模な見直しが行われています。つまり、築年数が長く古い物件の場合は、緩い耐震基準の元で建設されている可能性があるため、地震などに不安がでてしまうということがあります。また、建ってから月日が経っている場合、どうしても老朽化で弱い部分が出てきてしまうため、新しい物件の方が建てものの安全性という面ではメリットがあります。


また、設備面においても築年数の違いで変わってきます。築浅の物件では、例えば給湯性能が良い設備が設置されていたり、省エネを考慮したエアコンや電気設備が設置されているケースが多くなっています。そのため築浅の物件では、これら高効率の設備が付いているという事で光熱費の節減につながる可能性があります。また、セキュリティー面においても築年数と関連がある場合が多くなっています。新しい賃貸物件などでは、時代に流れなどもあり防犯面に気を使い、オートロックが完備されていたり、監視カメラが設置されているなど、対策が充実しており、安心して暮らせる可能性が高くなります。また、家の中の備品や収納なども、新しい物件では様々改良がされており、その点もメリットとなる場合も多くあります。

賃貸暮らしで通勤時間を削減しよう。(愛知県/技術コンサルタント/35歳/男性)

僕は愛知県に住む35歳の技術コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


最近では都市部を中心にあえて住宅を購入せずに賃貸での生活を選ぶ人たちが増えてきています。転勤や子供の私立学校への入学といったライフスタイルの変化に応じて柔軟に居住地を変えることができるというメリットがあります。また、特に首都圏では手頃な価格でマイホームを購入しようとすると、どうしても都心から離れた郊外部になりがちなので、通勤時間が大幅にかかってしまう傾向にあります。最近ではスマートフォンの普及などにより通勤途中であってもインターネットでニュース情報を得た離島ができるようになったとはいえ身動きの取れないような満員電車の中ではただ経っているだけで精いっぱいという状況の人も決して少なくないことでしょう。


その点、賃貸物件であれば比較的都心部に住むことも可能で、会社によっては家賃補助が出るところも少なくありません。通勤時間を削減できればそれだけ仕事に集中もできますので、結果として仕事全体のパフォーマンスも上がり、通勤時間の短縮以上の効果が出ることもあることでしょう。また、それだけ家族と過ごす時間も長く保つことができるというメリットも出てきます。もちろん、それぞれの家庭や仕事内容などによっても事情が異なるので一概には言えませんが、会社勤めをする人にとっては職住近接であるというのは悪くない選択であるといえるでしょう。長時間の満員電車での通勤に苦痛を感じる場合は、そういった選択を考えてみるのもよいのではないでしょうか。

賃貸のデメリットとは。(島根県/杜氏/73歳/男性)

僕は島根県に住む73歳の杜氏です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


いとそれぞれ賃貸のデメリットは違うでしょうが、私の場合は転勤もありませんでしたので、中古マンションを購入しました。リーマンショックの影響で自分が考えていた給料がいただけなくなったので、このままでは毎月の支出が赤字になってしまうのではないかと想い、中古マンションを購入しようと考え始めました。子供は引越に反対で学校を変更したくないとのことだったので、同じ学区内で中古マンションを購入する事に決めていました。もちろんローンを組むつもりも無く、現金で買える範囲だと、ちょうど借地権付きですが手ごろで後27年住めるということで購入を検討。借地権付ではない物件だと倍のお値段でした。中古マンションなのでだいぶ空きが出てきて何箇所か見て回りました。


賃貸だと更新料がかかるのでそれも計算して2年に1度家賃以外にも支払の準備をしておかなくてはいけません。今の中古マンションは管理費や駐車場等で毎月以前の半分のお金でまかなえます。何回も電卓をたたき計算し、自分で生活していけるようプランを練りました。借地権つきなので後27年しか住めませんが、その頃には子供も大きくなり家にはいない計算なのでそのときは子供にお世話になるか公団へ引っ越すのも計算済みです。賃貸は長く住めばすむほどもったいないような気がしませんか。仕事上転勤とかある方は無理かもしれませんが、立地がいいと人に貸す事もできます。ただ中古マンションを購入した時に売買取引の税金がかかったのが計算には入っていませんでした。

賃貸新築マンションのメリットについて(北海道/振付師/18歳/男性)

僕は北海道に住む18歳の振付師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


マンションを賃貸するにも中古の物件と新築の物件とがあります。どちらがいいのかというと、家賃の面から考えると新築マンションはどうしても高そうです。中古マンションは安いイメージがあります。ですが、新築マンションをメリットは、何といってもマンション自体が新しいので、新築に住むことができます。中古のマンションの場合だと、いくら次の方が入居するためにリフォームしてきれいにされているとはいえ、どうしても傷や汚れなどが残ってしまいます。それが、新築マンションだと自分が初の入居者になりますので、傷や汚れはまったくなく、きれいな空間に住むことができます。中古ではなく、家賃は高くなりますが新しい家に住めるということは気持ちがいいことです。


その他のメリットとは、セキュリティーや耐震性の面です。特に近年建設されたマンションなどは、防犯強化のためにオートロックはもちろん、防犯カメラやカメラ付のインターフォンがはじめからついているなど、防犯に力を入れてあるマンションが多いです。セキュリティーに力が入れられているため、女性の一人暮らしでマンションを借りるとなったとしても、セキュリティーが万全のため安心して住むことができます。そして、2011年の震災に限らず、頻繁に地震が発生しています。そのため耐震性のあるマンションが多くなっています。持ち家の場合、震災で全壊になったら住宅ローンだけが残ってしまいます。その点、賃貸であれば、そういった災害に対処できます。

賃貸物件の賢い選び方について(東京都/ジャーナリスト/18歳/男性)

僕は東京都に住む18歳のジャーナリストです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


満足できる賃貸物件を効率的に探すには選び方のポイントを押さえておく必要があります。まず、いきなり不動産屋へは行かずに、部屋探しの検索サイトで自分の希望の条件に合った賃貸物件がどれくらい存在しているのかを見極めましょう。理想を挙げればきりがないものですが、物件を探し始める前に譲れる条件・譲れない条件を明確にしておくと部屋探しがスムーズに進みます。具体的な条件として考えられるのが、予算・場所・最寄駅までの距離・間取り・敷地面積・病院やコンビニがあるかどうかなどの周辺環境・オートロックや管理人の有無などです。しかし、条件にこだわり過ぎず、ある程度条件に幅を持たせることによって選択肢が広がってきます。


複数の検索サイトに掲載されている物件もあれば、特定の検索サイトのみで取り扱われている物件もあるので、複数の検索サイトを併用するべきです。検索サイトで紹介される物件は、早い者勝ちで良い物件はすぐに見つけられ契約されてしまうため、少しでも気に入れば内見を行うことが大切です。検索サイトのネット問い合わせフォームからなら時間を気にせずいつでも予約できて、折り返しの電話や返信を待つだけで良いので便利です。内見時には、部屋の中ばかりに目が行きがちですが、道路の交通量・騒音の程度や買い物に便利かどうかなど物件の周辺環境のチェックも重要になってきます。これらのポイントを押さえれば、自分に合った賃貸物件を賢く選ぶことができます。

賃貸の探し方はネットを上手に利用すること(北海道/モデル/55歳/男性)

僕は北海道に住む55歳のモデルです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の探し方の基本は、まずどれくらいの予算を準備できるかによって決まります。例えば家賃が5万円のマンションの一室を借りる場合、敷金と不動産屋の仲介料、第一回目の家賃、鍵の交換代、保険料などを含めて25万円ぐらいは最低でも必要になります。その他に引っ越し料金もかかりますし、家具や電化製品を購入する費用も必要になります。これらの予算をまず計算して、無理な場合は家賃を3万円に下げるなど変更していくわけです。こうしてだいたいの家賃が決まったら、次は住みたい地域の空き部屋を探すわけですが、いきなり地元の不動産屋へ飛び込むのは控えて下さい。今はインターネットで空き部屋を検索できますので、それを上手に利用するのが正しい探し方です。


ネットで検索すると、希望の物件がいくつか出てきます。それらの物件をクリックすると、担当している不動産会社からメールが届きます。内覧希望の場合は、メールで日時を決めて案内してもらうことになります。ネット検索の良い点は、賃貸物件の相場がわかることです。あまり相場よりも安い賃貸はわけあり物件の可能性が高いので、避けた方が無難です。また最近では礼金を取らない物件が増えているので、そのようなところを選ぶと予算の節約になります。マンションの賃貸で多いのが、分譲マンションの物件です。これは個人所有の部屋を賃貸にだすもので、管理などの面で不動産屋は関与しません。個人オーナーが良い人の場合、色々な便宜を図ってくれることもあるので、分譲物件を探すのも良い探し方です。

賃貸の一戸建てに住む良さについて(長崎県/能楽師/40歳/男性)

僕は長崎県に住む40歳の能楽師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


住まいというものは、私たちが生きていく上で無くてはならないとても重要なものです。その住まいを確保するために、世の多くの人は働いているといっても過言ではないでしょう。誰しもが、良きマイホームを手に入れたいと願っています。欲を出せば、設備が充実していて、広くて大きくてきれいな新築の家をと思っています。駅からも近くてコンビニやスーパーなど色々あって、買い物にも通勤にも便利なところ、そんな願望を実現し、立派な一戸建てを所有している人も少なくありません。しかし、一戸建ては高額になりやすいので、住みたくても手に入れることが難しい人がいます。そんな人達におすすめしたいのが、賃貸物件である一戸建てに住むという方法です。


これは物件の購入とは違いますので、一度に多額の資金は必要ありませんし、賃料の幅も広いですから、自分のお財布に合った金額を選ぶことが出来ます。住宅ローン並みの賃料で住めますし、固定資産などの税金を払うこともありません。住宅の修繕が必要になったときも、内容によってですが、家主さんが負担して下さることがありますので助かります。物件によって一定の規則はありますが、自分の持ち家のように利用出来ますし、庭があれば好きなガーデニングや家庭菜園を行なって楽しむことも出来ます。中には、ペットを飼うことも認めているところもあります。家の中の物音も近所に聞こえませんので、気を使うこともほとんどありません。また、引越ししたくなったらいつでも出られますので、気楽に過ごすことが出来ます。

アパートなどの賃貸物件を選ぶ時のポイント(岩手県/著作家/28歳/男性)

僕は岩手県に住む28歳の著作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


学生や社会人の方がひとり暮らしでアパートなど賃貸物件を選ぶときに抑えておきたいポイントがいくつかあります。環境面ではまず部屋の向きです。窓が南向きでないと日中でも日が当たらず暗かったり、洗濯物が乾かなかったりします。西向きは夕方の西日が眩しすぎるので避けたいところです。そして階数もポイントになります。日当たり、害虫対策、防犯、騒音などを考えるとなるべく上階にした方が快適に過ごせます。さらに角の部屋だと隣の部屋からの騒音を防げ、窓が増えるので日当たりも良くなります。アパートの一階がコンビニや飲食店になっていると便利に思えますが、害虫がわいたり騒音の原因にもなります。ゴミ捨て場などの共有部分もしっかりチェックします。


汚れが酷かったり荒れていたりするところは、管理がいきとどいていない場合などもあります。そして近くにスーパーや病院、駅などがあるかチェックしておきます。設備面では洗濯機設置置き場を確認します。ベランダなど外に設置置き場がある物件もあります。雨の日だと面倒なのはもちろん、洗濯機が壊れやすいです。室内設置で防水パンがある物件が良いです。契約アンペア値も確認します。最低でも20アンペアはある方が、同時に電化製品を使ってもブレーカーが落ちにくいです。そして自炊をする人は調理台も確認ポイントになります。調理台がない物件や狭すぎて調理しづらい物件もあるので注意が必要です。同時に電気かガスかもチェックしておきましょう。

賃貸マンションを探す時は道幅が重要(富山県/医師/51歳/女性)

私は富山県に住む51歳の医師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションを探す際には周辺の道路のことをチェックすることがとても重要です。道路なんてどうせ車が走るだけだから車を持ってない人にとっては関係ないことだと考えている人が居るかも知れません。確かにそれも一理あります。人が通れるだけの道路は場があれば車に載らない人にとっては車が通れようが通れまいが関係ないですよね。逆に車が通れないくらい狭い道路のほうが車が通らないから静かで良いじゃないかという人もいるかも知れません。確かにそういう考え方もありますが、道路幅はある程度広い方が生活する際には車がなくても色々と便利になる点があります。まず、生活に必要な車が入って気安いという点です。では、生活に必要な車とはどのようなものなのでしょうか。


まずはごみ収集車があります。マンション住まいであれば、敷地内や敷地の前にゴミ捨て場があることが多いです。これはとても便利なものです。もし、道路幅が狭いと、マンションから離れた道幅の広いところにゴミ捨て場を造らないといけなくなり、ゴミを捨てる際にもそこまで持っていかなくてはなりませんから不便です。その為、ある程度道幅があって車が通れる場所にあったほうが便利だということになります。また、賃貸を見つけてまず行う事に引越しがありますが、これも道幅があったほうが引越し用のトラックをマンションのすぐそばまで持ってくることが出来るので、荷物の運搬が楽になります。ただ、道路の幅がある程度あると言う事は騒音のことを考える必要があります。特に夜の騒音は重要になるので、一回は夜に部屋に出向いて騒音をチェックしましょう。

騒音が気にならない賃貸住宅(京都府/バリスタ/60歳/女性)

私は京都府に住む60歳のバリスタです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


隣人や周りの騒音などに悩まされたくない方は多いと思います。何かとトラブルになりやすい騒音ですが、構造や配置を意識した賃貸住宅を選ぶだけで騒音のストレスは少なくなります。まずは建物の造りを確認します。防音効果が高い鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートを選ぶと良いです。木造や軽量鉄骨に比べ防音効果が高いです。そして部屋と部屋の間の壁がコンクリートで出来ているかも確認します。界壁の目安は150mm以上ある方が良いです。厚ければ厚いほど防音効果が期待出来ます。間取り図を見て左右と部屋との配置にも注意します。左右の部屋と水周りが同じ位置にある方が良いです。もし寝室の隣が隣の部屋の水周りがあると、音が気になります。


エレベーターや階段のすぐ隣の部屋も避けた方が無難です。きちんとした防音構造になっていれば良いのですが、なっていない場合はエレベーターはの音や階段の上り下りの音が気になる場合があるからです。そこできちんとした防音構造になっているか確認する方法があります。窓を閉め切り、手を叩き反響音を調べます。部屋中に反響音が響けば、音を跳ね返す力があるということで、壁が厚く遮音性が高いと言えます。遮音性や防音構造がしっかりしている部屋は、工事費がかかるため他の住宅より家賃が高くなる可能性があります。これらのことを考慮するだけで、騒音は気にならなくなります。騒音でお悩みの方は賃貸物件を選ぶ際に検討してみると良いです。

学生が借りれる賃貸物件(福岡県/脚本家/31歳/女性)

私は福岡県に住む31歳の脚本家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


大学生になると、親元を離れて一人暮らしする人も出てきますね。大学の近辺には、地方から入学してきた同じような子が大勢おられますので、学生むけの賃貸マンション物件もあります。わが子と同じような学生が多いということで、離れて暮らす親御さんも安心なのではないでしょうか。通う大学から徒歩であれば、運賃などが節約できて理想的です。もしくは、最短のルートで通える範囲に絞ってみてはいかがでしょうか。高校までと違い、自転車通学や車での通学も大半の大学では認められています。車は遠方から通う方に限られるなど、大学によっては規則が異なりますので、よく確認してから通学の手段を考えましょう。もし車の許可がおりたとしても、駐車場のある賃貸マンションでないと住めなくなります。


初めて親元を離れて一人暮らしをする上で、できるだけ治安のよい安全なマンションを探したいですね。その他にも、生活に最低限必要な電化製品である洗濯機や乾燥機は共同になるのか、個別に用意するのか、あるいはもともと部屋に付いているのかなど、条件を吟味しながら自分が無理なく暮らせる環境を作らないと、有意義な学生生活を過ごしにくくなります。一人で炊事をしながら勉強と日常生活をするのは、若者にとっても不安はあるでしょうが、新たな友人達と助け合いながらの楽しい経験にもなり、人生勉強の始まりのようなものです。せっかくの機会なので、勉学にもアルバイトにも没頭して安心して一人暮らしができる賃貸マンションを選んで、実りのある学生時代を過ごせたらいいですね。

一人暮らしを始めるならまず賃貸に住もう(福井県/海上保安官/32歳/女性)

私は福井県に住む32歳の海上保安官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


一人暮らしを始めるなら、いきなり分譲マンションを購入するよりもまずは賃貸のアパートやマンションなどに住んだ方がよいでしょう。理由は二つあって、一つは、一人暮らしはそんなに広い部屋が必要ではないので分譲マンションだとなかなかワンルームや1LDKの物件が見つけられないということと、結婚する時に結婚相手と一緒に新居を探した方が楽しいですし、お互いの好みもあるので、一人暮らしのうちは賃貸物件に住むほうが後々のことを考えると賢いからです。分譲マンションを買ってお得になるのは、やはり二人暮らし以上の人数だと思われるので、結婚や家族が増えるのをきっかけにして購入するほうが得策でしょう。ですから、一人のうちは賃貸がよいのです。


また、もう一つの理由は、分譲マンションを購入する時にローンを組まなければならず、けっこう手続きが面倒であること、また、頭金などある程度貯めておかなければなりません。よっぽど貯金があれば購入も可能ですが、貯金がないうちに購入するのは危険です。最近は頭金0というシステムもあるようですが、それはただローンを増やすばかりです。そんな恐ろしいローンを抱えてストレスを感じながら生きていくよりも、賃貸物件で一人暮らしをしながら地道にお金を貯めて、頭金がある程度貯まってから分譲マンションを購入する方が何かと安心です。手続きの面倒さは並大抵のものではありません。そのようなことを考えた時に、まずは賃貸物件で一人暮らしをして、生活を確立させるのが一番よいと思われます。

賃貸物件の退去時におけるポイントについて(宮崎県/外交官/59歳/男性)

僕は宮崎県に住む59歳の外交官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件から退去する際にはいくつかのポイントがあります。賃貸物件の契約を止め引っ越す場合には、まずそのことをあらかじめ通知しておく必要があります。その通知期限は契約により異なってきますが、通常1か月以上前に通知することが多くなっています。その為、引っ越しを決めた場合はできるだけ速やかに通知することがポイントとなります。例えば1か月前通知の契約で、1か月を切ってしまった段階で引っ越すことを通知すると翌月の家賃が発生してしまう可能性が高く、費用負担が大きくなってしまうためです。できるだけ費用を抑えて引っ越しするためには、早めの通知がポイントとなります。また引っ越しを決め退去する際は、貸主による部屋の確認が行われます。


これは、部屋が貸し始めた時に比べ損傷していないかを確認するために行われる確認であり、汚れや傷が目立ったりする場合は、原状回復費用としての改修費やクリーニング代を支払う必要が出てきます。通常はその費用は、敷金から差し引かれ、不足する分は追加で支払うという場合が多くなっています。その為、貸主による確認が行われる前に、できるだけ念入りに掃除を行い、部屋を綺麗な状態にしておくということが重要になってきます。綺麗な状態で返却ができれば、退去時に余分な費用を払わずに済み、引っ越しに関わる費用を抑えることができます。また、原状回復については、通常の生活をしている上での部屋の劣化などについてはその改修費用を借主が支払う必要はないためその点も抑えておくことも重要になります。

賃貸住宅を期間満了、途中で解約するには(三重県/社会福祉士/21歳/女性)

私は三重県に住む21歳の社会福祉士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


現在住んでいる部屋を引っ越すこととなった場合、賃貸借契約を解約することになります。契約期間は一般的に2年とされていますが、契約期間の満了時に退去するときは、満了時の1ヶ月から3ヶ月前に更新するかどうかの意思を確認するための通知書が届きます。同封されている解約通知書に必要事項を記入し、提出期限までに不動産管理会社等に提出をします。提出期限までに意思表示をしなかった場合は、自動更新されてしまうことがあるため、契約書を確認するよう注意したいです。一方、契約期間が2年と設定されており、居住者の都合により退去するときは何時でも解約することができます。その際は必ず契約書に目を通し、条件を確認するようにします。


契約書を紛失している場合は、早めに不動産管理会社等に連絡することが大事です。契約期間の途中で退去するときは予告期間が設けられており、通常は部屋を退去する1月前までに不動産管理会社等に通知をすることになります。月の途中で退去する場合は、家賃は日割り計算にしてくれるケースがほとんどで、契約によっては月途中の解約は認められないケースも存在します。後者の場合は、1ヶ月分の家賃を支払う必要があります。途中退去の通知方法については、電話連絡ではなく書面で退去届を提出するようにします。不動産管理会社は書面を受け取り、解約の処理を進めるからです。退去届には、賃貸住宅名、退去立会い日時や移転先、退去理由等を記入します。

賃貸の契約更新について(大分県/漫談家/28歳/女性)

私は大分県に住む28歳の漫談家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


今回は賃貸住宅の契約更新についての説明を書きます。まず基本的な契約の期間は2年が多いようです。契約期間の満了による契約更新は、双方の契約更新の合意のもと更新手続きを行うのが普通です。(これを合意更新といいます。)特段の更新手続きがされなかったときは、従前の契約と同じ事で更新された物と見なされてしまいます(これを法定更新という。)契約の当初に更新することをあらかじめ約束しておく更新の方法があります。(これを自動更新という。)契約期間の満了に際し、貸主から更新を拒絶される場合がありますが、貸主が更新を拒絶するには、正当事由などの一定の用件というものが必要になってきます。その中には厳しい用件が課せられています。


正当事由の中身です。1.貸主及び借主が建物を必要とする事情2.賃貸借に関する従前の経過3.建物の利用状況4.建物の現状(老朽化など)5.貸主の立退料等の提供となっています。次は更新料です。契約の更新に際して、契約更新(合意更新)の対価として、借主から貸主に対して支払われるお金ですが、特約というもので定められている場合を除いて、更新の際に当然支払わなければならない性格のものではありません。法定更新の場合につきましては、更新料を支払う必要があるかについては争いのあるところですが、更新料を支払うという特約があれば、支払わなくてはならないでしょう。最後に、合意更新をする場合関与する業者から更新手続きにかかる労務報酬として手数料を請求される場合があります。

賃貸物件の契約期間とは(宮城県/モデラー/34歳/男性)

僕は宮城県に住む34歳のモデラーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件は、大家さんなどその物件を所持している人から借りて住むスタイルの住居なので、大家さんや管理会社などと契約をして住むことになります。契約する時には、自分の個人情報を伝えて、押印をして、必要に応じて敷金や礼金を支払った上で契約することになります。契約書には、その物件に住む上で守らなくてはならないことが記載してあり、その中にはその物件に住むことができる契約期間が明記されています。賃貸物件は、基本的には契約期間があらかじめ定められており、契約の延長をしなければその期日までに退居しなくてはなりません。希望する場合は、あらかじめ定められた日までに延長の意思を伝えて、再度契約することで、住み続けることができます。


賃貸物件の契約期間は、その物件によって異なりますが、基本的には二年単位となっていることが多いです。しかし急な転勤や事情によって、ちょうどきりのいいところで引っ越すことになるとは限りません。その場合は、別途違約金を支払って退居することになる場合もあります。それらの条件は契約書に書いてあるので、最初にきちんと確認しなくてはいけません。賃貸物件の中には、一ヶ月や一週間など、とても短い単位の期間で契約をするタイプの物件もあります。本格的に入居するわけではなくても、長期の出張や単身赴任などによって入居したいと考える人には向いているスタイルです。短期入居タイプの物件は、あらかじめ家具や家電が備え付けられていることも多いです。

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