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関西の賃貸物件にある保証金について(長崎県/コ・メディカル/68歳/男性)

僕は長崎県に住む68歳のコ・メディカルです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


不動産物件の手続き方法は日本各地で違いがあり、どこでも同じではないです。不動産を借りるときは始めに多額のお金を用意することが多く、そのやり取りが地方ごとに変わっていて習慣として根強く残っています。そして関西では関東の敷金礼金とは違い保証金という制度を利用しています。この保証金とは敷金礼金とよく似ているのですが、かなり家主にとって有利になっている制度です。関東の制度では賃貸物件を退去する時に敷金を返してくれますが、関西の制度では返ってこないことが多いです。関西の保証金制度はまずまとまったお金を家主に払います。だいたい家賃の4~6ヶ月分を最初に払い、そのうちの半分を敷引金をして取ります。この敷引金の部分が関東の礼金に近いものです。


関東の礼金制度は家主に対するお礼なので基本的には返ってきません。それと同じように関西の敷引金も返ってきませんが、このお金は不動産の修繕費用も含まれているので多少礼金とは制度が違います。関西の保証金制度ではまずまとまったお金を払い、そのうちの半分を敷引き金として分けます。その敷引金は関東の敷金と礼金を合わせたようなもので、建物の修繕費に使われますが基本的には返ってこないお金です。そして敷引金を引いた後に残ったお金は退去時に返ってきますが、部屋の状態が悪い時はそのお金も修繕費に使われます。関西のこの制度のメリットとしては契約更新の費用がないので、長期間部屋に住むのに向いています。ただ敷引金の負担が大きいので短期で住みかえるのは難しく、簡単に別の物件に移れないデメリットがあります。

賃貸契約時における必要書類について(神奈川県/摺師/66歳/男性)

僕は神奈川県に住む66歳の摺師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションやアパートを契約する際には、当然手続きが必要となってきます。この手続きは、不動産業者が代行してやってくれる場合がほとんどなので、賃貸マンションやアパートを契約する側は、専門的な知識などは不要となっているので、安心できます。また代行して手続きをしてもらう為、登録に掛かる費用が掛かってくるのも当然です。これは手数料として徴収されるケースがほとんどで、初期費用としてお考えになられるのがベストです。また代行して手続きを行なってもらうにあたって、必要となってくる書類も複数存在しています。その準備しなくてはならない物は複数ある為、必ず事前に不動産業者に何が必要かといった点は確認し、忘れないようにしましょう。


賃貸物件を契約する際の手続きは、不動産業者が代行してやってくれますが、契約をする側として必要になってくるものは複数あります。必要書類は具体的には、まず1つ目は、契約する本人の方の住民票が必要になってきます。これは市役所で所定の紙に必要事項を記入し、手数料を数百円支払うだけで、簡単に入手する事が可能となっております。2つ目は会社員の場合は、源泉徴収が必要となります。これは勤めている会社に申告する事で入手する事が可能です。自営業者の場合は、確定申告書を提出する必要があります。この際に注意が必要なのが、住民票は平日の夕方までしか発行していないケースがほとんどなので、必ず時間に余裕を持って申請をするようにしましょう。

賃貸物件契約時の初期費用には何があるか。(秋田県/鋳物工/60歳/男性)

僕は秋田県に住む60歳の鋳物工です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


結婚することになり、新居を探すことにしました。購入の頭金に充てるお金がないので、まずは賃貸物件に住もうといろいろなサイトで物件を探しています。同じ間取り、地域でもなるべく安い賃料のところをと探していますが、どうやら、契約時にいろいろと払うものがあるようです。物件によってまちまち。高いところだと50万円近く支払うことになってしまいます。賃料ももちろんですが、初期費用も最低限に抑えたいものです。しかし、初期費用にはいったいどんなものがあるのでしょうか。敷金・礼金はよく聞きますし、賃料と同じくらい大きく書いてありますが、それ以外にもあるのでしょうか。そこで、まず賃貸契約するにあたり、初期費用にどんなものがあるのか調べてみました。


まずは敷金・礼金。最近は両方0円という物件も出てきましたが、まだまだ少ないみたいです。やはり敷金は賃料の2ヶ月分はかかりそうです。しかし、敷金は一部戻ってくる可能性も。きれいに使って原状回復にあまりお金がかからないようにしたいものです。次に仲介手数料。これは仲介業者に払うものですが、賃料の1ヶ月分プラス消費税が多いようです。最近は半月分というところも増えてきました。貸主と直接契約できればいいのでしょうがそうもいきませんのでこの支払いはしょうがないところでしょうか。そして保険料。動産に対しての損害保険に入ることが契約条件になっているところがほとんどではないでしょうか。だいたい貸主の指定する保険に加入することになるかと思います。すべて物件情報に載っている項目なのでよく比較してなるべく初期費用が少なくなるようにしたいものです。

築年数から見る賃貸について(静岡県/記者/67歳/男性)

僕は静岡県に住む67歳の記者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


みななさんは物件を決める際にどのようなところを重視していますか。部屋がきれいな物件であること、駅から近い物件であること、周りに生活に必要な施設があることなど様々なポイントがありますが中でも外すことができないのはやはり価格でしょう。どれだけ条件のいい物件でも価格が自分の予算に見合っていないとその物件に住むことはできません。しかし、余り価格が安い物件だと、先ほど上げたような利便性が損なわれてしまうというのがジレンマですね。そんな「できれば条件のいい物件がいい」「でもお金はあまり用意できない」という方に人気があるのは、築年数がたってしまっている物件です。少し内装などはいたんでしまうのですが、その分同じ条件の物件と比べても価格が安い傾向があるからです。


では、築年数がたってしまっている物件は本当にお得なのでしょうか。マンションには耐用年数というものがあります。耐用年数というのはその物件が作られてからどのくらいの期間資産としての価値を持つかという大体の目安です。金融機関などでは、マンションなどの耐用年数は役50年として考えているそうです。しかし、では50年間は快適に過ごすことができるかというとそういうわけでもなく、実際にはいたんだ部分の改修工事でお金がかかってしまったり、物件によっては37年ほどしか持たない物件もあるそうです。このようなデメリットはありますが、築年数のたってしまっている物件の価格が安いというのは事実です。ある専門家の話によると、築20年までの物件で相場より安い価格であるなら賃貸は得であるといわれています。年数のたってしまった物件を探すときはこの20年という数字を参考にするといいかもしれません。

賃貸物件を借りるときの保証金とは(佐賀県/臨床検査技師/62歳/男性)

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賃貸物件を借りるときには、賃料意外に敷金・礼金を支払う物件が多いです。ただ、この敷金・礼金とは違う、保証金というものを支払う物件があります。聞きなれない方も多いこの保証金とは、どういうものでしょうか。この保証金は、一部の地域で使われている慣習であり、敷金・礼金と同じ役割をするものです。主に、関西や九州地方などの一部の地域で用いられています。引越しや、転勤時にこの慣習を知らず戸惑う方も多いでしょう。意味合いとしては、敷金・礼金と同じですが、「敷引き」という独特の制度があります。敷引きとは、保証金として支払った金額の中から、敷引き何か月分と定められており、その金額においては退去時に支払った分が戻ってこないということになります。


敷金との大きな違いは、敷金は原状回復の必要性がない場合、返還されますが、この敷引き料金として定められた金額は、部屋の修繕箇所がなく原状回復の必要性がない場合でも返還されません。したがって敷引き料として定められてる場合、敷金として返還されるものと思っていたという考え違いがうまれやすくなりますので、契約時には注意しましょう。敷引き料を支払う場合には礼金はありません。平均して、賃料の2倍から3.5倍ほどと言われています。この制度になじみがない場合、自分の支払っている金額が、高いのか安いのかということが分かりずらくなりますが、契約期間と合わせて総額どのくらいであり、月平均でどのくらいの支払いとしてみなせるか知っておきましょう。

賃貸アパートの利点に関することです。(大分県/保険計理人/68歳/男性)

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色々な不動産が街中に存在していますが、人気が高いのは賃貸アパートとなります。賃貸アパートの特徴としては、低価格の家賃で借りれることが挙げられるので、金銭的に余裕がない方でも気軽に利用することが可能です。さらに、室内が広々としており、家族の人数が多くても窮屈に感じることなく快適に暮らせます。好条件が揃っているので、幅広い世代に渡って支持率を高めており人気が高いです。立地条件のことも加味した上で、物件を選択することが求められます。頻繁に外食をする方であれば、飲食店が周辺にある賃貸アパートを選択することが大事です。自身の生活スタイルに適した物件を借りることが、より充実した日常生活を送るためのポイントとなります。


好みの賃貸アパートが見つかった時には、不動産業者を訪問して契約を交わします。契約の際に不明な点や疑問に感じることなどがあれば、質問をして解決を図ることが大切です。これが、契約後にトラブルを起こさない為の秘訣なので、意識しておく必要があります。長期に渡って賃貸アパートを利用することになるので、十分に時間をかけた上で決めないといけないです。契約が無事に済んだのであれば、借りた住まいに引っ越しをすることが求められます。その際には、多くの荷物を運搬することになります。自分自身で運ぶと多くの時間を消費することになるので、引っ越し業者に依頼をしたほうが無難です。引っ越し費用については安価となっており、気軽に頼めます。

賃貸の契約期間について(三重県/企業オーナー/64歳/男性)

僕は三重県に住む64歳の企業オーナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションなどを借りる際、契約期間が定められています。多くの場合、2年とされていますが一つの疑問もわきます。それは、二年間住まなければならないのかという事です。途中で解約したら、解約金が掛かるのではないかと心配する人も多いですが、二年間済まなくても解約する事は可能です。この契約期間というのは、あくまで目安となっているため、その期間必ず住まなければならないという決まりはないです。ただし注意が必要なのは、退去する前1ヶ月以内には申告が必要という事です。貸している側も、次の入居者を見つけないと成り立たなくなってしまうので、そのくらいの期間は猶予を見る必要があります。そして、退去する月の分は家賃を払う必要も出てきます。


途中で解約する事も可能ですが、あまりにもすぐに解約する時には注意が必要です。契約する時に特約という物があり、一年以内の解約には解約金が必要と定めている場合もあります。なので、契約する際には、しっかりと特約を確認しておいた方が良いです。これは大家さんによってまちまちで、解約金がまったくない所もあれば、半年以内に定めている所もあります。ただ、先程も言ったように、一年以上になれば特例を除き、解約金を支払う義務はないです。二年契約というのは、あくまで更新が二年サイクルという意味合いで使われています。このように、契約期間内に解約することも可能ですが、トラブルにならないためにも、事前にしっかりと特約を読むこと、一ヶ月前には申告するという事に注意が必要です。

賃貸マンション契約時の確認事項(宮崎県/上下水道コンサルタント/68歳/男性)

僕は宮崎県に住む68歳の上下水道コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


これから住む賃貸マンションを探している場合には、現地で行う下見をできるだけ念入りに行うことが大切です。いったん入居してしまってから、やはり気に入らないということになったとしても、入居時には2年間の賃貸契約を結ぶのが一般的ですから、早めに退去する場合には違約金が発生してしまう可能性があります。また、引っ越し作業にかかる労力や費用を考えると、できるだけ同じ場所に長く住み続けるようにした方が得であることは間違いありません。たとえば前居住者が退去したばかりで、室内クリーニングが未実施の状態で下見をしたような場合であれば、どの程度までクリーニングが実施される予定なのかを具体的に確認しておくようにした方がよいでしょう。


 マンションの部屋の形や梁の高さ、窓の位置などによっては、現在使用している家具を置くことができない場合が出てきます。賃貸マンションを借りるために家具を全部買い換えるというのは現実的ではありません。まず、手持ちの家具を全て設置することができるのかどうかをキチンと確認しておくことが大切です。また、周辺から漂ってくる匂いや音というのは、現地でなければ確認することができない重要項目です。近隣に何らかの工場等がある場合には、匂いや音の影響を受けることがありますので、窓を開け閉めして、しっかりと確認する必要があります。稀に爆発事故等が発生することもありますので、安全面が気になるという人は、近隣に工場がある物件は避けるようにした方が無難です。

賃貸契約時の必要書類について(北海道/ランドスケープコンサルタント/66歳/男性)

僕は北海道に住む66歳のランドスケープコンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探して気に入った物件が見つかったなら、賃貸借契約を結ぶ必要があります。賃貸借契約を結ぶ際には、審査が行われていくつか必要書類があります。どのような書類が必要となるのかは、その物件によっても異なるために契約時に不動産業者に確認する必要があります。ここではその中でもいくつか用意する必要になることが多いものについてを説明します。まず、住民票が必要となります。住民票については3ヶ月以内に発行されたものを要求される事が多いので、住民票が手元に無い人だけでなく、古いものを提出しようとしていた場合には新しく発行されたものを用意しておいた方が良いです。その他に、印鑑証明書が必要となる場合もあります。本人のものと連帯保証人になる人のものの二つが必要となります。


また、家賃の支払い能力を確認するための所得証明書も必要となります。所得証明書については、1月1日の時点で住民票の置かれていた市町村で発行してもらうことが出来ます。また、サラリーマンの場合は源泉徴収票を提示したり、自営業者の場合は確定申告の写しの提出が可能である事もあります。書類に関しては以上ですが、その他に持ち物としては印鑑が必要となったり、銀行引き落としの場合は通帳と銀行印が必要となる事になる場合もあります。その他に、家族の写真の提出を求められる場合もたまにあります。また、賃貸契約を結ぶ際の初期費用として、家賃だけではなく敷金や礼金、仲介手数料なども用意しておく必要があります。これらすべて詳しい話は不動産屋が伝えてくれるはずなので、分からないことがあれば不動産屋に相談してみると良いです。

賃貸物件における家賃値引き交渉について(香川県/大道芸人/63歳/男性)

僕は香川県に住む63歳の大道芸人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる時には、色々な条件によって契約を交わすことになります。自分がどこに住みたいのか、どのような間取りの物件に住みたいのか、家賃はどれくらいの金額であればOKなのか、駅から徒歩で何分のところが良いのか、環境が静かなところが良い等、とても多くの条件があり、それらの条件をクリアしている賃貸物件で契約を交わしていくのが一般的となってきます。さて、賃貸物件で契約を交わすということは、これからそこで生活をしていくことになります。最初に契約を交わすときに、まず第一弾としての家賃交渉というものを行うことができます。これくらいの家賃になれば、実際にここの物件で契約をしても良いといった感じになります。


万一、その段階で交渉がうまくいかなかったとしても、物件そのものが気に入っていれば、家賃が下がらなかったとしても、契約を交わす人は少なくありません。そして、次に訪れる家賃交渉というものは、一番良いタイミングになってくるのが、契約の更新のときなのです。一般的に更新は、最初の契約から2年後に訪れます。そのときに、更新をするにあたって、少しでも金額が下がれば契約更新しても良いといった感じで、不動産屋さんに相談してみるのが良いです。また、このような交渉をするにあたっては、自分が住んでいる地域にあります賃貸物件の金額についてもリサーチしておくのが良いです。実際にリサーチしておくことによって、交渉しやすくなります。

賃貸物件を借りるのに必要な保証人について(千葉県/コラムニスト/68歳/男性)

僕は千葉県に住む68歳のコラムニストです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


マンションにしてもアパートにしても一戸建てにしても、賃貸物件を借りる場合には、連帯保証人が必要になります。これは誰でもなれるというものではなく、やはり一定の収入と安定した職であることが条件になります。連帯保証人には親など親族に保証人になってもらうのが一般ですが、それでもやはり収入面や資産面が重視されます。例えば親が持家などであれば、それなりのお金があると判断されますし、賃貸でも物件によっては貯えが少ないとも判断されます。また職によっては、認められないこともあり、ケースバイケースです。いずれにしても、これらを判断するのは不動産会社や大家さんであり、賃貸契約を結んでくれるかは、その時の運次第というのが原状のようです。


一方で、親や親族がいない場合には、他人に頼むことになりますが進んで保証人になってくれる人はそう多くありませんし、何より頼みづらいところです。しかし、最近は保証人不要の賃貸物件や、賃貸物件を借りるさいの保証をしてくれるサービスが存在しています。一般的なのは、クレジットカード利用です。これはクレジットカード会社が保証してくれるもので、このサービスに対応している不動産会社の物件であれば利用可能な手段です。この場合、家賃の数パーセントが手数料として余分に掛かりますが、ポイント還元もあり、負担はそれほど多くありません。またクレジットカードを持てない人の場合には、保証を代行する会社があります。これは、家賃の数パーセントを手数料として取り保証するというものです。

賃貸の敷金に関する基本的な情報です(群馬県/カーデザイナー/63歳/男性)

僕は群馬県に住む63歳のカーデザイナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


敷金は、賃貸住宅に入居する際に家主にあずけるお金です。もし家賃が支払えなくなってしまった場合などの担保金としており、敷金は基本的に退去時に返還されます。ただし、賃貸契約中に部屋に汚れや傷がついていた場合などは、部屋の状態によっては原状回復費用として敷金が減額されることもあります。礼金は賃貸人が家主に支払う一時金の一つです。契約が終了しても通常返還はされません。礼金は習慣によるもので、法律的な根拠はありません。また金額の基準値も地域により差があります。最近では家主が空室を防ぎたい等の理由で礼金を微収しない物件もありますし、初期費用を抑えたい方には、敷金、礼金0円の物件もたくさんあるので探してみるのもいいかもしれません。


入居者は退去する際、原状回復が義務づけられています。普通の生活をしていれば生じる程度の傷や汚れなどは家主負担が原則です。壁紙の日焼けや汚れ、冷蔵庫などを置いてできるへこみ等は自然消耗にあたるので負担の義務はありません。ただし壁に穴をあけてしまった、手入れが悪く油が付着している台所の汚れ、食べ物飲み物などでこぼしたためにできたシミやカビ、床に傷がついたためフローリングを取り換えや補修が必要になった場合などは、日常生活では起こりえない扱い方や手入れが悪いと判断された場合は負担しなければなりません。通常の使用範囲での自然消耗については賃貸人には補修義務はありません。敷金返還のトラブルは珍しくありませんので、内容をしっかり確認し注意しましょう。

賃貸契約における正当事由や契約期間(佐賀県/ディスパッチャー/67歳/男性)

僕は佐賀県に住む67歳のディスパッチャーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸のアパートやマンションについて規制する法律は、借地借家法です。借地借家法も基本的には、借家人保護という立場を貫いています。アパートやマンションの入居者との間で取り交わされる契約は、法律的には借家契約といわれるものです。また、借地借家法の適用があります。この法律のポイントは、建物賃貸借の期間は1年以上という点です。1年未満は、契約期間の定めのない賃貸借と規定されます。定期借家契約の場合は制限がありません。また家主が契約更新の拒絶をする場合には、契約期間が満了する前の1年から6ヶ月前までに、通知することを義務付けています。これがないケースでは、前に取り交わした契約と同じ条件で契約更新されます。


また、家主が契約更新を拒絶しても、入居者が今後も継続して部屋の使用を望む場合には、家主側に正当事由がなければ、部屋を明け渡してもらえないルールになっています。正当事由は、建物の使用を必要とする事情の他に、建物の賃貸借に関するこれまでの経緯、建物の利用状況や建物の現状、明け渡しに伴う財産上の給付の申し出などを総合的に判断して、裁判所が決めます。ただし定期借家契約のケースは別です。定期借家契約とは、契約期間が終了した後、正当事由の有無に関係なく、終了する契約のことです。家賃の増減額で問題が生じたときは、いきなり訴訟はできず、まず調停をする必要があります。また家主の同意を得て付加したものは、家主は時価で買い取らなければなりません。

賢く賃貸住宅を探すためのやり方(香川県/テクニカルディレクター/61歳/男性)

僕は香川県に住む61歳のテクニカルディレクターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


いざ自分の住居を選ぶ段階になるとどんな物件を選べばよいのだろうと迷います。賃貸探しは膨大な情報の中から1つを選ぶわけですから、時間をかけなければ当然よいものは見つかりません。誰しも快適だと思う家がよいに決まっているものの、実際に何に快適さや利便性を感じるかはわかりません。実際に物件探しを初めてみてようやく気づいたという場合も珍しくありませんから、これは当然と言えます。ですからまず賃貸住宅を探すためには「自分が住宅に対して求める要素」を知る必要があります。お風呂でくつろぎたいのであれば浴槽が大きめの物件、料理をするなら3口コンロの物件など、自分の要素から必要だと思われる設備を導き出して物件を探すのです。


この方法であれば理にかなっているのは言うまでもなく、実際に暮らし始めてから「これがあればよかった」と思う割合も低いのです。洋服が多ければウォークインクローゼットがある方が良いですが、学生や若い女性でこれから洋服が増える予定があるというような人でもこれが当てはまるでしょう。現在の自分のことだけでなく、将来的なことも踏まえて「必要な要素」を見極めるのが賢いやり方です。自分自身を分析するために、現在持っている荷物を改めて観察してみたり、これまで住んでいた家や実家を思い出すことも良い参考になります。情報や判断できる材料は多ければ大いに越したことはありませんから、これらを元に考えを練ることをおすすめします。

賃貸アパート退去の注意点(群馬県/ドリラー/69歳/男性)

僕は群馬県に住む69歳のドリラーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸アパートの契約期間は、通常であれば2年間になります。そこで、アパートの住んでいてそろそろ2年が経過がせまってくると、そのままアパートに住み続ける場合は契約更新の手続き、退去をするのであれば解約の手続きになります。いますんでい賃貸アパートを、なんらかの理由で契約更新をせずに、引越を考えているのであれば、その入居をしているアパートノ大家さんまたは管理会社に、退去をしますということを連絡しなければなりません。ここで注意したいのが、その解約の連絡を何か月前にするかになります。契約書を確認すると、退去予告は何か月前からすることと、契約書に明記されています。通常の賃貸アパートであれば、1ヶ月前から予告するのがふつうであります。


退去の連絡は、1か月前からという契約が非常に多いのですが、中には3か月以上前からと明記されている物件もありますので、契約書はよく確認しておくことが必要です。引越をすると家主または管理会社に連絡をしたら、最後の月の家賃の支払いをしなければなりません。例えば、5月10日に解約の連絡をしたら、1ヶ月あとの6月10日以降に退去することができます。しかし、6月いっぱい30日まで入居する必要はなく、6月15日に引っ越すということもできます。そのため家賃は、その日までの分でも構わないことになっていて、最後の家賃は日数分の家賃になります。その分最後の家賃は安くなります。そのため解約の連絡ははやめにしておいたほうがよいです。

賃貸の保証金礼金について(和歌山県/宇宙飛行士/63歳/男性)

僕は和歌山県に住む63歳の宇宙飛行士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


敷金と保証金の違いというのは、非常にあいまいですが、一般的に敷金は個人向けの住宅に、保証金は事業向けの 賃貸物件に使われることが多いようです。いずれにしろ住んでいる期間に何かあった場合それを補てんするために預けておくお金であることには変わりありません。また関西や九州の一部では個人向けの住宅にも保証金という言葉を使います。この場合の保証金には関東でいう礼金も含まれており、その分は返却されません。その返却されない費用を敷引きと呼び、あらかじめ金額が決まっています。敷金礼金制度というのは、特に法律で定められたものではなく、古くからの慣習として行われているものです。そのため地域によって考え方や、呼び方や相場などが多少違っているようです。首都圏では、敷金礼金という制度が一般的です。


退去するとき、敷金清算の際にトラブルが多発しているのは事実です。入居者には原状回復義務といって、部屋を借りた時の状態に戻す義務があります。普通の使い方をしていて、自然に損耗してしまった分は、入居者が負担する必要はないのが原則とされており、その範囲は契約書の内容に基づきます。しかし実際は契約書に取り決められた内容もバラバラで、結果敷金がそのまま全額戻ってくることはあまりないのが現状です。トラブルを起こさず、しかもできるだけ敷金を多く返してもらうためには、契約する時に契約書に原状回復についての納得できる具体的な記載があるかを確認し、記載がない場合には原状回復の範囲や費用負担をできるだけはっきりと決めておくことが重要です。また入居するときに、最初から壊れている箇所や、キズや汚れなどがないかどうかをきちんと確認しておく必要があります。

築年数とお得な賃貸との関係性(長野県/舞妓/67歳/男性)

僕は長野県に住む67歳の舞妓です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


部屋探しをするとなると、やはりお得な物件を見つけたいと思う人が大半を占めます。家賃は低めでも設備等は自分好みな物件、あるいは駅からの距離が近いなど条件は様々ですが、家賃が低めであるということは大抵共通しています。賃貸においてなかなかお得な物件というのは見つけにくいものですが、狙い目であるとすれば築年数がある程度経過している物件です。年数が経過した物件というのは家賃もかなり安い傾向にあり、数十年程度経過していれば面積がかなり広くても相場より低めに設定されていることもしばしばあります。ですから、築年数を指定することで、家賃を抑えつつ、お得な物件を探すというのであればそう不可能なことではないと言えます。


とはいえ古い物件だと設備があまり良いものではないのではと思う人もいますが、そうした場合にはリフォームや一部を改装している物件が好ましいと言えます。水回りを交換するだけでも使い勝手はかなり変わりますし、そもそも家自体数十年経過しても壁や床はさほど劣化しません。それでもリフォームをして新築のような綺麗さを保っている物件もありますから、家賃との兼ね合いで考えることができればそれでも良いでしょう。築年数というのは案外賃貸物件を探す上での1つの目安となるのです。家賃が低い物件、家賃はある程度でも質の良い内装が良いなどの条件を希望するのであれば、賃貸は築年数を古めに設定すること、これが良い策といえるでしょう。

賃貸におけるデメリット(愛知県/盲導犬訓練士/60歳/男性)

僕は愛知県に住む60歳の盲導犬訓練士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


不景気が長引く日本経済。こういった景気状態においては、持ち家を買うべきか、賃貸という形態をとるべきか、という点について少し落ち着いて考えなければなりません。ここでは賃貸のデメリットを挙げながらこの問題を取り上げていきます。皆さんが学生の時期、アパートで独り暮らしをされた方は多いのではないでしょうか。基本的に学生は、部屋を借りて生活する形態をとっています。また、会社の都合で転勤を繰り返す方々はマンションの一室を借りて生活している場合が多いです。このように、一定期間中だけその部屋に住む、という予定がはっきりしている人は賃貸を選ぶ傾向があるようです。部屋を借りる際は、購入する場合と異なり一定の決まりが定められています。


例えば、部屋を自由にリフォームすることができません。したがって、部屋の色を変更するとか、大きな穴を勝手に開けるというようなことは原則的にできません。また、ほとんどの場合ペットを飼うことについて制限されています。金銭面でも考えるべき点があります。賃貸という形態を取った際は、不動産会社に仲介料を払ったり、その他敷金や礼金が発生します。もし部屋を手放す場合は、この敷金・礼金のうちの一部は返金されることがあるので部屋を仲介している業者に確認してみましょう。以上、今回はデメリットを挙げてみましたが、引っ越しのしやすさや貯金のことを考えると賃貸を選択したほうがいい場合も当然あります。部屋を契約する際に、一度この点について考えてみてはいかがでしょうか。

賃貸で礼金なしを探すなら繁忙期後が狙い目(島根県/舞妓/65歳/男性)

僕は島根県に住む65歳の舞妓です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる時に必要な費用として礼金、敷金、仲介手数料があります。敷金は退去する時の原状回復費用として使われますし、仲介手数料は物件を斡旋してくれた不動産屋へ支払うべきものです。意味不明なのが礼金ですが、これは昔から続いている習慣のようなもので、部屋を貸してくれてありがとうございますというお礼の意味で大家に支払うものです。昔は払うのが当たり前でしたが、最近では借り主と貸し主の立場は商取引上において公平であるべきという考え方から、一方的にお礼のお金を支払うのはおかしいという風潮が広まりました。そのため、取らない物件も増えてきています。だからといって大家に感謝の礼をしなくていいということではなく、礼儀として菓子折の一つも持って挨拶はするべきです。


礼金のない物件で気をつけたいのは、その代わりに支払う費用がある場合です。室内のクリーニング代金や鍵の交換費用などを請求されることがありますが、これらは本来家主側が負担するべき費用です。お礼のお金が必要ない代わりに、これらの費用が必要な物件は避けた方が賢明です。また、契約前に交渉するべきです。3月などの入学や転勤時期には賃貸物件の需要が多くなりますので、礼金を支払っても気に入った物件を借りたいという人が増えます。安く賃貸物件を借りるには、このような繁忙時期を避けてください。狙い目は5月や6月といった繁忙時期の直後です。借り主がいなくなるので物件が余り気味になるため、交渉次第では礼金ゼロで貸してくれる場合があります。

災害に強い賃貸物件の探し方(鳥取県/棋士/67歳/男性)

僕は鳥取県に住む67歳の棋士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


災害に強い賃貸物件の探し方には、できるだけ築年数の新しいものを探すようにする方法があります。耐震技術の進歩はとても早くなっていますので、最新の耐震技術を備えた物件に住みたいと思ったときは、できるだけ築年数の新しいところを選ぶようにしましょう。とくに耐震技術にすぐれていると思われる賃貸は、その構造や仕組みについてよく情報収集をしておきましょう。活断層の上に建っている物件は避けるようにします。活断層の上に建物が建っていますと、どれほど耐震性がある建物であっても役に立たなくなってしまうからです。災害時の安全をどの程度確保できるか、ということも、災害に強い物件に住みたいときにチェックしておきたいポイントです。


大きな地震が起こったとき、その物件が入居者の安全を守れる設計になっているかどうか、入京の前にあらかじめ確認しておきましょう。最新の防災設計になっている物件では、地震の揺れで建物がゆがんでもスムースにドアが開けられるように、ドアの枠がゆがまないように工夫されているものや、銅が建物のゆがみの影響を受けにくいところに設置されているなどの工夫がされています。外への避難経路も考えた賃貸の探し方をすることも重要です。災害が起きたときに高い階層の物権に住んでいますと外に避難するときにとても時間がかかってしまいますので、入居するときに意識して低い階層のところを借りるようにするとよいでしょう。低い階層に住んでいますと、いざというときに避難がしやすくなります。