僕は群馬県に住む39歳の入国審査官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件で暮らそうと物件を探す場合、まずこれからの生活に便利なエリア、そしてその中からさらに限定した範囲に絞り込んでいくはずです。　払い続けることのできる家賃との兼ね合いもありますから、希望するエリアの中で見つかる物件の数はある程度限られてくるはずです。　家賃に上下の制限を設けなければ、かなりの物件数があるでしょうが、収入にふさわしいだけの暮らしをするべきですから、それに見合った物件を紹介してもらうべきでしょう。　どれだけ便利な立地に物件があるかということもたいせつですが、住まいの間取りもそれと同じくらいやはりたいせつです。　暮らし始めてから不便さを感じるようなことのないようにしっかりと下見を済ませておかなければなりません。

　賃貸物件、とくに一人住まいに向いているような物件は、間取りがかなりコンパクトになっています。　機能的に作られている半面、どこか味気なさを感じるかもしれません。　とくに水回りに関しての設備を効率よくすることで建設費用を抑えようとしがちです。　その結果、バス・トイレが一体の造りとなっている物件も多くなっています。　シャワーしか利用しないのならそれでもいいかもしれません。　しかし体を休めてリラックスするために入浴もじっくりとしたい場合、トイレと一体の造りはどうしても受け入れることのできないものでしょう。　家賃はどうしても気になるものですが、どのような暮らし方をしようかということを決めておかないと、後悔する引越しになってしまいがちです。