僕は富山県に住む65歳の厩務員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
私が一人暮らしをはじめて8年が経ちました。山形県の田舎から専門学校へ入学するため、東京へ上京しました。上京するうえでまず最初にはじめたのが賃貸探しでした。山形に住んでおり当時はまだ学生だったため、なかなか実際に不動産屋に足を運ぶことができずインターネットで探したことを覚えています。3日間だけ東京へ行くチャンスがあり、そのタイミングであらかじめ見当をつけていたところを見せてもらい最終的に選んだのは学生だけが住むことができる学生マンションでした。新築で、私が見に行った時はまだ工事中でしたが立地もよく専門学校へも近かったため、即決でした。当時ははじめての一人暮らしで特にこれといったこだわりもなく、満足に暮らしていたのですが、卒業してからの賃貸探しはとても苦労しました。
就職し、自分の自由がきくようになったこともあり自分で賃貸アパートを探したのですが、賃貸の需要が高まる時期と重なり家賃が高くなっていたり、はじめに住んでいたマンションが新築で立地や間取りもほどよく、不快な思いをせずに暮らせていたことが後になって仇となり、なかなかいい物件が見つけられなかったのです。結局、自分の住みたい町という条件だけを残しあとは妥協した結果、アパートの欠陥や隣の住人などの問題が続出し、すぐにまた引越をするという悪循環を招いてしまいました。そんな過去があったがために、それ以降の引越は失敗のない引越を意識することができるようになったのでその時の失敗も無駄な経験ではなかったと今は思っていますが、これからはじめて一人暮らしをする方や、新たに引っ越しをして新生活をはじめる方には、できるだけ失敗はせずに自分が納得したうえで住み心地のよい空間になるような賃貸に住んでいただきたいと思います。