一戸建ての賃貸を借りる際に留意するべき点(奈良県/ランドスケープアーキテクト/35歳/女性)

私は奈良県に住む35歳のランドスケープアーキテクトです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


憧れの一軒家暮らしを簡単に実現する方法があります。それは賃貸物件として貸し出されている一戸建てを借りることです。自分で戸建てを買った時のように、何十年ものローンを払わずとも、家賃を払うだけで戸建ての生活を味わうことが出来るのです。では、一戸建てを借りる際に、留意するべき点にはどのようなものがあるのでしょうか。まず知っておいたほうがよいのは、一軒家の持ち主がどうしてその物件を貸し出すことにしたのかという理由です。多くのケースで理由になるのが、離婚や仕事の変化です。もしくは、実家の両親が亡くなった後に、一時的に家を貸し出すケースもあります。これらの理由を、知っておいたほうがいいのはなぜでしょうか。


知っておくと、どれくらいの期間その家を貸し出すつもりがあるのかが分かります。とりあえず貸し出して資金の足しにしつつ、いずれはその一戸建てを売ろうと考えているケースも多いのです。売ろうかどうかの判断をする期間、貸し出すという人もいます。せっかく引っ越しをしたのであれば、状況が許す限り同じ家に住みたいと思うのが人情です。何度も不要な引っ越しをすると、時間も体力もお金も無駄になるからです。それで、4,5年は貸し出すつもりなのか、1,2年程度で退去が必要になるのかの確認がいるのです。また、貸し出す人が大家さんになるのが初めてかも知っておくといいでしょう。初めての場合は、大家さんとしての仕事に慣れていないゆえに問題が起こることもあります。