一戸建ての賃貸物件での生活に関する注意点(北海道/海上保安官/33歳/男性)

僕は北海道に住む33歳の海上保安官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の中でも一戸建て住宅は他から独立した造りの建物です。そのため、集合住宅のように生活音や振動に気をつける必要が殆ど無く、プライバシーも守りやすい利点があります。また、一戸建て物件の多くは敷地内に庭があるので花壇や菜園を作る楽しみもあります。地域によっては車庫が併設されている物件もあるので、自家用車を保管する場所を探す手間が省けるのも魅力の一つです。賃貸物件でありながらマイホームのような生活が出来るのが一戸建て物件の大きな特徴ですが、その一方で住人は敷地内の環境を維持することが義務付けられていることが多いので注意が必要です。庭の樹木の剪定や周辺の清掃など、物件の見栄えの良さを維持することが求められます。


一戸建て住宅の賃貸物件は見た目は分譲住宅と変わりませんが、建物の所有権は家主にあるので壁の塗り替えや設備の交換などは住人が勝手に行うことができません。また、庭を大きく掘り返したり駐車スペースを広げることも入居時の規約に違反する行為なので、場合によっては賃貸契約を打ち切られてしまうこともあります。敷地内での花火や焼肉などの火を使う行為を禁止している物件もあるので、事前に家主に確認しておくことも大切です。一戸建て住宅は開放的な雰囲気の造りが多いのでリラックスできる利点がありますが、近隣の住人に迷惑をかけたり、敷地内にゴミを放置する行為は地域の環境を大きく損なうことに繋がります。そのため、社会的なマナーや常識を守って生活することが社会人としての責任です。