私は佐賀県に住む38歳のフラワーデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

私たちは多くの文化を今までつくりあげてきました。その中でも人間が外的環境から身を守る為、プライベートな空間をもつ為につくられたのが住宅です。これは人間が古くから知識と技術を習得しながらつくりあげた建造物です。そもそも住宅は素人が苦労して作ったのが始まりです。その後、専門性のある宮大工が登場するようになり、現在の大工に受け継がれているのです。今では私たちの暮らしには欠かせないものとして存在しています。住宅にはいくつかのタイプがあります。一戸建て、マンション、アパートです。一戸建ては家族が多い世帯向け、マンションは二人以上の世帯向け、アパートは一人で住む人に向いています。それぞれが特性を持ちながらそれぞれの状況に合った人たちに暮らす場所を提供しているのです。

住宅には契約方式があります。賃貸と分譲です。賃貸は家賃を毎月支払うものです。住み始めてから退去するまでずっと支払う必要があります。これに対して分譲はその物件自体を購入することです。この場合は代金を全て支払うので、かなりの金額が必要になります。通常はローンを組んで数十年に渡って支払います。両者の中で初期費用の中にいくつかの支払い項目があるのが賃貸です。賃貸は敷金や礼金などを契約した際に支払うのです。敷金は部屋を退室する時の原状回復費用として使うものです。余った時は返金対応されます。礼金は大家さんに対して部屋を貸してくれたお礼です。このように敷金と礼金を支払う物件が多く、それぞれ家賃1,2か月程度です。