私は東京都に住む59歳の裁判官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
人生において、衣食住は常に大切なテーマではありますが、特に人生の転機において、住居については考えなければいけない時期がやってきます。例えば、結婚や出産などライフスタイルが変化する時です。住居を考える際に、よく持ち家と賃貸、どちらが得かということが言われます。そこで、それぞれのメリットとデメリットを見ていきます。まず持ち家ですが、自分の所有であるということが、最大のメリットであるといえます。住宅ローンなどの支払い終われば、資産にもなりますし、老後の住居の心配もないといえます。また、増築・改築など自由に使用することもできます。一方、住宅の購入は人生最大の買い物と言われるだけあって、住宅ローンなどの支払いが終わるまでは常にその不安を持つことになるのがデメリットであると言います。
次に、賃貸ですが、自由が利くということが、持ち家にないメリットであるといえます。持ち家だと高い買い物しているだけに、住環境が悪化したからといって引っ越しをすることはなかなか難しいと言えますが、賃貸であれば、引っ越しがしやすく、引っ越しをすれば解決します。また、その時々の状況に応じて、間取りなどを選ぶこともできます。一方デメリットとしては、所有ではないので、部屋を好き勝手に使うことができないということが挙げられます。このように、持ち家と賃貸、両方のメリット・デメリットを見ていきました。どちらも一長一短あり、一概にどちらが良いということは言えませんが、住宅を選ぶ際は、これらのことをしっかり把握した上で行うことが大切だといえます。