私は熊本県に住む22歳の行政官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸マンションやアパートを選ぶ際に考慮すべき項目はいくつもあり、最終的には家賃と立地条件に加えて、その物件独特のパラメーターを比較することによって最終的に選ぶのが通常です。そのパラメーターの1つに築年数があります。日本は地震の多い国であり、耐震強度が十分であるかということは賃貸物件を選ぶ上で大きな要素となります。一般には築年数が大きくなっていくほど、建物の劣化が懸念されます。そのため、耐震強度も低下している可能性が高く、安全性という面で考えるとできるだけ築年数の小さい物件を選んだ方が無難であるといえます。ただし、必ずしも築年数だけですべてを考えてはならないということにも留意しなければなりません。
その考慮すべき点とはリフォームがなされているかどうかということです。耐震補強や外壁、内装の工事等のリフォームが行われている場合には、それにより建物が補強されている可能性があります。リフォームを行っても築年数自体は変わらないので、一般的な賃貸物件のプロフィールには表れていないことが多くあります。もし気に入った物件があって、他に問題がないならば管理会社か不動産会社に問い合わせてみるのが得策です。それによりリフォームにより補修がなされているということになれば万事解決するからです。また、地震に対する安全性については地盤の強さも問題になるので、その周辺の地盤について地元を良く知る不動産会社から聞いておくと良いでしょう。