僕は奈良県に住む64歳の指揮者です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りるということは、賃貸契約を結び月々の賃料を支払うことにより、その物件の使用権を得るものです。そのため、賃貸物件探しでは契約を結ぶまでが重要です。実際の貸し物件探しでは、条件の良いを物件を探すことから始まりますが、その物件が見つかったからといって、即契約できるものではありません。貸し主による入居審査を経る必要があるからです。入居審査では、借り主の家賃に対する支払い能力や保証人の信用度などが調査され、条件に合わない場合には入居を拒否されます。また実際に契約を結ぶ前から支払う賃料の金額や大家さんに支払う礼金、賃料の担保としての敷金などの金額、中途解約に関する事柄や契約更新時に掛かる更新料の金額などを話し合うわけですが、それが実際の契約書に記載されているかは、別の話で、実際に契約書にハンコを押すさいには十分、確認する必要があります。
これら入居審査や家賃などの合意を正式な契約を結ぶことにより新居に入居できるわけです。一方で賃貸物件を解約する場合には、結んだ賃貸契約に則って手続きを行う必要があります。中途解約の場合では、退去日より30日以上前に貸し手に通告するのが一般的です。また契約の満了時でも更新しない場合にも貸し手に通告しておくと円満に退去できます。多くの人は、部屋の住み替えをする場合には契約更新のタイミングで新しい新居を探すことになります。理由としては契約更新には更新料が必要な場合が多くあるためです。更新料は家賃の1ヶ月から2ヶ月分であることが多く、一方で新しく物件を借りるさいには家賃2ヶ月分に相当する礼金・敷金が必要なため、契約満了が、新しい部屋を探すさいのお金を節約できるタイミングだからです。