私は千葉県に住む66歳の庭師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

未成年であったり定職についていない人間が賃貸を借りるというのは基本的には難しいことです。やはり一定の収入がなければ家賃を支払う能力があると判断することができないからです。しかしながら学生に関してはこの限りではありません。学生の場合は賃貸を借りる目的もはっきりしていますから、不動産屋としても物件を提示するのに嫌な顔を擦ることはありません。しかし前述したように、収入面で不安がありますから、契約者が学生本人で良いとされることは極めてレアケースと考えておいたほうが良いでしょう。基本的には学生の直接の親が契約し、そこに住むというのがスタンダードな方法です。これなら収入に関する不安もクリアすることができるからです。

そのため、契約する人間が満足する部屋であるということも必要なのです。学生本人が気に入った賃貸であっても、契約する親が不満をいだいた場合にはなかなか契約まで至りません。その溝を埋めるためにも事前にある程度話し合いをしておいたほうが良いでしょう。親としては一人で暮らせるかどうかに不安を抱いていますから、どうしても口を挟みたくなるものです。ですから自分は1人でもやっていける、生活する力があるということを示せば賃貸に関しても多少は譲歩してくれるというものです。実際にこんな間取りが良い、と言ったり調べた情報を鑑みて「1番経済的なのはこの物件だ」と論理的に理論を展開するのです。こうすることで双方満足できる物件が見つかる確率が上がるのです。