学生向け賃貸探しの注意点(徳島県/腹話術師/30歳/女性)

私は徳島県に住む30歳の腹話術師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


高校や大学の進学に伴い、実家から一人暮らしに初挑戦する学生も多いかと思います。通学するのに便利なエリアを選ぶとして、他にどのようなポイントに注意して賃貸物件を選ぶと良いでしょうか。住みたい部屋の理想は有るかも知れませんが、一度落ち着いて考えましょう。大きく悩むポイントの一つに間取りがあります。最低でも1LDK、出来れば2LDKはあって、バストイレ別で、高層階に住みたい…。それ、本当に必要でしょうか。学生であれば、毎日とは言わずとも通学することになります。学校が終わればアルバイト、帰宅して課題をこなし、休日は友達と出かけたりするなど、家でゆっくりする時間は意外と少ないものです。また、その地に根を下ろすと決まった訳ではない場合は、通学する3年ないしは4年の間、最低限必要な1Rか1DK程度で十分と言われています。


部屋が広すぎると、綺麗好きでない場合掃除が億劫になり、汚れ放題になることもあるので注意が必要です。バストイレについては、女性は別の方が良いと言う人が多いようです。今は1Rでもバストイレ別の物件が存在するので、嗜好に合った設備を選ぶと良いでしょう。また、男性であればあまり心配はありませんが、女性の場合、1階等の低層階に住む事は犯罪等の危険が大きくなると言うことを忘れてはいけません。金銭的に余裕がある場合は、まず防犯面に着目した物件選びをすることが安心に繋がります。初一人暮らしとなると、自分の城が出来る感覚がして、あれもこれもとなる気持ちは分かります。でも、1Rでも1DKでも工夫次第で、快適でお気に入りの物に囲まれた生活をすることは可能です。卒業後に自分が住みたい街を探した上で、ライフスタイルに合った理想の物件探しを始めても、遅くはないのではないでしょうか。