学生用賃貸物件の選び方(岩手県/照明士/58歳/男性)

僕は岩手県に住む58歳の照明士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


学生さんにとって、学業に従事出来る環境は何よりも大切なものです。その基礎の部分となるべき住居選びのポイントを何点かあげようと思います。まずは賃貸物件で最も重要な家賃について。安全性などを考慮したマンションなどが良くありますが、そういったマンションを選ぶのは、基本的に仕送りの額に余裕がある場合だけです。アルバイトで家賃や生活費を賄う生活は、学業の妨げになります。逆に古めでも、管理人さんや大家さんのしっかりしたマンションやアパートであれば、防犯面での心配も少なくなります。下見の際には、大家さんが長く学生に部屋を貸している人であるか、大家さんが近くに住んでいていて相談に乗ってくれるかどうかを確認しておくと良いです。


次に、広さについて。広すぎると友人の溜まり場になってしまいます。かといって狭すぎても不便です。一つ目の家賃との兼ね合いも含めて、1K程度が丁度よい大きさと言えます。1Kであればキッチンスペースもある程度確保できるので、自炊も可能です。家賃を抑えているのに、毎日外食だと、食費がかかりすぎます。偏った食生活は体調を崩す一因となり、勉学に励む以前の問題となってしまいます。最後に、近隣に住む人について。いくら自分が勉学に励もうとしても、隣人が騒がしければ意味がありません。住んでみなければ分からないこともありますが、もし下見中にマンションの住民を見る機会があれば、何も考えずに見るのではなく、その住民とうまくやっていけそうかを考えると良いです。