得をする賃貸契約の敷金対策知識(沖縄県/通訳/52歳/女性)

私は沖縄県に住む52歳の通訳です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


何かとトラブルの原因になる賃貸契約の敷金ですが、入居者の暮らし方次第で返還額が大きく左右します。実際キレイに使用した部屋はメンテナンスにかかる費用が少ないため入居者の負担分は少なくなります。敷金を多く取り戻すには、出来る限り最小限のメンテナンス費用に抑え、具体的な対策を講じる必要があります。喫煙者の初歩的な対策としては、タバコはベランダか換気扇の下で喫煙することです。昔はヤニによる汚れは自然損耗扱いでしたが、最近の禁煙社会では完全に個人の過失になり、クロスの張替え代が全額入居者の負担になりますので、こまめな換気、もしくは部屋では禁煙することが手段になります。フローリングは簡単に張り替えられないので、傷がつかないよう家具にカバーや薄い板を敷くなどの工夫が必要です。


入居前から用意されているカーペットは、その上にもう一枚薄手のカーペットを敷いておくのもひとつの手です。カビが発生しやすい水回りは、掃除にも根気がいる作業が多いので、どうしてもおろそかになりやすい場所です。特に浴室は賃貸の場合、窓自体がないことも少なくないのでどうしても換気が難しくカビが発生しやすくなります。浴室使用後には壁の水滴を取り、出来る限りこまめな換気を心がけることが大事です。ガスレンジまわりの油汚れは一度こびりつくとなかなか落とすのが面倒です。油が熱いうちなら簡単に掃除ができますが、使用後、換気扇とともに洗剤を溶かしたお湯にで汚れを浮き出せてから洗うと簡単です。部屋全体の掃除もこまめにやると効果的です。日常の清掃を怠るとどうしても汚れが目立ってきます。入居者負担を減らすには日頃からの心がけ次第で大きく返金額が変わってきます。