私は宮崎県に住む18歳のアニメーターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を扱った情報誌では、たくさんの物件が紹介されています。1件1件の間取りと外観の写真や家賃など、その他詳しい情報が掲載されています。その中で各物件に敷金・礼金といった初期費用が記されています。敷金というのは、部屋の一部にできてしまった契約者による損傷を修繕するために使われる費用ですが、礼金というのはどういうものなのでしょうか。そもそもの始まりは、戦後東京に上京してきた人が大家さんにお世話になりますという意味で、親戚から渡された現金を礼金として納めていた習慣が元になっているのです。それが今現在も継続されており、敷金と同様家賃の2か月分というところが多い状態になっています。もともと東京から広まっていったもので、東京やその周辺では賃貸物件の約半数以上が礼金という習慣が継続していますが、地域によっても差があり北海道や福岡などではそいうものがありません。
敷金や他の初期費用と合わせるとけっこうな金額になり引越し代もかかることから、契約者としてはなるべく費用を抑えてもらいたいとういうのが本音でしょう。現在は賃貸物件が次々に建てれていますが、少子化の影響もあり空き家が増えてくる可能性も避けられません。そういうことも含めて、昔と比べて礼金を取り入れていない賃貸物件が増えてきており、不動産屋でも費用を抑えたい人たちのために、積極的に紹介をしています。契約者にとっては経済的にも助かるので、嬉しいものです。またこれから部屋を借りたいという人にとっても、対象範囲が広がりより探しやすくなるのではないでしょうか。多くの人たちが借りやすい賃貸物件が増えていくことに、期待しましょう。