築年数にこだわらないで探す賃貸物件(新潟県/工業デザイナー/29歳/女性)

私は新潟県に住む29歳の工業デザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を選ぶ時、多くの方が気にしているのが築年数です。新築や築浅の物件に住めるのなら、それはそれで良いと思います。しかし、お給料の問題や学生さん、単身赴任の方などは、どうしても家賃の安い物件を選ぶ傾向にあります。でも、築年数が古いから良くないなんて決め付けてはいけません。最近は、築20年以上だとリフォームが施されている場合が多く、特に水周りなどは、「本当にこれで築20年なの」と驚くほど綺麗になっています。メリットは他にもあります。昔の家は広く、例えアパートでも現代のアパートと広さや収納力が違います。古いからデメリットが多いと思っている人もいますが、決してそうではありません。どちらが自分のライフスタイルに合うのか見極めましょう。


築年数が古いと家賃は下がってきますが、ほとんどの物件は、リフォーム前とたいして変わりません。中には賃料アップしている家主さんもいますが、これは、リフォームしても築年数が古い事に変わりないからなんです。実際の家賃データでは、新築~3年まではほぼ同じです。築10年~15年で1万円程度下がり、20年~24年で1万五千円~2万円程度下がります。25年以上経つと、急激に建物の価値は下がり、新築物件と比べると3万円以上違う賃貸物件も珍しくありません。さらに、コンビニや駅、スーパーなどが近かったりして結構条件は良いんです。是非、築年数はあまり気にしないで、リフォーム済みを条件に探してみてください。きっとあなたのライフスタイルに合う、気に入るお部屋が見つかるはずです。