私は徳島県に住む33歳のホラー作家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
築年数の古い賃貸住宅は、全体的に汚れているというイメージがあります。しかし実際は決してそのようなことはありません。なぜなら基本的に賃貸住宅では、居住者が退去するたびに、居住スペース全体の清掃がおこなわれるからです。清掃は、プロの手でおこなわれます。床や窓の汚れはもちろん、キッチンの油汚れや風呂場の水垢やカビ、手の届かない天井や照明器具の隅々のホコリまで、徹底的に除去されます。分譲住宅では、持ち主がハウスクリーニング業者に依頼しない限りは、ここまで徹底的な清掃はなかなかおこなわれません。しかし賃貸住宅では、居住者が退去すると必ずおこなわれますし、その頻度は賃貸契約が満了する1年ないし2年に1度であることが多いです。
そのくらい高い頻度で業者による大掛かりな清掃がおこなわれていますし、さらに必要に応じてリフォームもおこなわれています。いくら清掃をしていても経年劣化は避けられませんから、そういう部分に関しては積極的に工事や交換がおこなわれているのです。特に壁のクロスや水回りは劣化しやすいので、その分リフォームが頻繁です。したがって賃貸住宅は、築年数が古いからといって全てが古いわけでは決してないのです。築年数が古いほど、多くの部分が新しい物に取り替えられているからです。むしろ中途半端に新しい分譲物件よりも室内は美しく清潔感がありますし、ウォシュレットや浴室乾燥機などの設備もしっかり整っている場合の方が多いと言えます。