僕は山梨県に住む71歳のコンセプターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の家賃を安くしたいなら、築年数の古い物件が狙い目です。同じエリア内でも、築11年を超えたあたりから家賃はぐっと安くなります。築年数の古い物件を敬遠する人もいるかもしれませんが、最近はリフォームやリノベーションが施された物件も多いので、築年数が古い物件がすべてボロい物件とは限りません。そこそこキレイで間取りや広さに恵まれた物件を、リーズナブルな家賃で借りられることもあります。また、築年数が古い物件は、家賃が安いだけでなく、敷金や礼金などの初期費用を抑えられるメリットもあります。新築物件の場合、敷金と礼金がゼロの物件はほとんど見かけませんが、中古であれば初期費用が必要ないケースが多い傾向にあります。
また、賃貸マンションより賃貸アパートの方が家賃はぐっと安くなります。マンションとは、一般的に鉄骨や鉄筋コンクリート、鉄筋鉄骨コンクリートなど耐火性のある集合住宅のことで、木造など非耐火性の集合住宅はアパートに分類されます。家賃で比較すると、アパートの方が断然安くなります。アパートは軽い材料を使う分、生活の音が漏れやすいイメージがありますが、最上階や角部屋であればそのリスクも軽くなります。さらに、マンションやアパートの1階の部屋は防犯上の理由から女性に敬遠されるため、家賃は安く設定されるのが一般的です。特に超高層マンションになると、1階と最上階を比較すると数万円単位で家賃に差が出る場合もあります。