築年数を気にせずに賃貸物件を探そう(香川県/エディトリアルデザイナー/69歳/男性)

僕は香川県に住む69歳のエディトリアルデザイナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探す場合、築年数を気にかける人は多いと思います。築年数とはその建物が建てられてから経過した年数を表します。もちろんみなさん、築年数の浅い「築浅物件」を好みますよね。年数が浅ければ浅いほど新しくて綺麗な物件ですし、設備も最新のものが揃っています。しかし、当然のことながら築浅物件は人気が高いため、なかなか空き部屋が見つからないことが多いです。新築物件に関しては建設中の段階で部屋が埋まってしまいますし、タイミングが良くないと空き部屋を見つけるのは難しいのです。また、築浅物件は他に比べて家賃が高く設定されています。「築浅」というだけで、高い家賃でも入居したがる人がたくさんいるため、「できるだけ安くて綺麗な部屋に住みたい」という人には厳しい現実です。


そこでみなさんにおすすめしたいのが、「物件を探す際に築年数を気にしない」ということです。例えば「築10年以内」という条件で物件を探している人は、その条件をやめてみてください。なぜなら、築浅でなくても綺麗な物件はたくさんあるからです。これは大家さんにもよりますが、ある程度建物が古くなった段階でリフォームをしてある場合が多々あります。部屋の中の一部のみをリフォームしてある場合もあれば、部屋の中全てをフルリフォームしてある場合もあります。ということは、築20年の物件であっても、その段階でフルリフォームしてある物件であれば、築浅物件と変わらない綺麗さなのです。それだけではなく、築浅物件よりも安い賃料で借りることができます。築浅物件に絞ってしまうと該当する物件も大幅に減り、このような良い物件を見落としてしまいます。ですから、賃貸物件を探す際には築年数を気にしないで挑むことをおすすめします。