良い賃貸物件の探し方の基本(香川県/ファッションフォトグラファー/29歳/女性)

私は香川県に住む29歳のファッションフォトグラファーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


不動産物件の探し方としては、今日ではインターネットで検索するというやり方が一般的になっています。しかし、よりマッチングの機会を高めるために業界標準でオンラインに登録することが基本となっている中古物件や土地の売買、広く告知することで潜在顧客にリーチしたい新築物件の販売とは異なり、賃貸物件はインターネットで掲載する必要性が不動産業者にはありません。加えて、賃貸物件の借り手は売買物件の買い手と比べれば物件を見つけてから契約するまでにかかる時間が段違いに短いです。従って、良い物件になればなるほど、借り手を募り出してから決定までのスピードは短くなりますので、インターネットに掲出するまでに決まってしまうというケースも多いのです。逆にいえば、インターネットで見つかる物件は、なかなか借り手が見つからない物件ということも言えるのです。


より良い賃貸物件の探し方の基本となるのは、住みたいエリアの地元の不動産業者に足を運ぶことです。引越す事と、引越し先のエリアが決まったら、なるべく早くその地域に足を運び、不動産業者を尋ねることが肝要です。なぜならば、地元の不動産業者ほど、地元の物件の情報を多く保有しているからです。仮に、全国的なチェーン展開の不動産業者だとしても、個々の店舗はフランチャイズであったり、店舗の規模に対して扱う物件が多すぎるため、個々の物件の情報共有ができていないというケースがほとんどです。ですので、全国的なチェーン展開の不動産業者に行くのだとしても、やはり住みたい地域の店舗に出向くべきなのです。そうすると、ネットに出回る前の優良物件があったり、仮にその時に良い物件が無くても、予めニーズを伝えておけば、良い物件が出た時に連絡を入れてくれたりします。良い賃貸物件の探し方は足で探すこと。これは今も変わらないのです。