僕は大阪府に住む33歳の宮大工です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件を借りる場合には築年数が1つの目安になります。アパート型式の賃貸は一般的に築年数が古い物が多くなっています。最近の賃貸はほとんどがマンション形式になっており、入居者もそれを希望する人が多いのです。マンションに限っていうと、築年数が古い物ほど部屋が狭く、水回りなどの設備が古くなっています。その代わり家賃は低めです。また比較的、駅の近くに建っている場合があるので、家賃の安い部屋を探している場合は狙い目となります。反対に築年数が浅いマンションは、部屋が広めです。水回り以外の諸設備もフル装備となっており、非常に快適な作りになっています。その代わり家賃は高めです。あとから建設された物が多いので、駅から離れている場合があります。

築年数を基準に選ぶとなると、以上のような点がポイントになります。それ以外で賃貸物件を選ぶ時に必要なのは、自分にとって絶対に譲れない条件を考えてみることです。家賃の安さが譲れない条件なら、多少古い物件でもいいということになります。しかし不動産屋の営業マンに色々な物件を見せてもらっているうちに、自分の中の条件が崩れてしまうことがよく起こります。そうなると家賃の安さよりも、新しい物件に心が惹かれてしまいます。そのまま契約してしまうと、入居してから家賃の高さに後悔することになります。不動産屋の営業マンから色々な物件を見せてもらった時は、即決しないで時間を置いてよく考えることが大事です。冷静な気持ちになって、自分にとって譲れない条件をもう一度考えるのです。