僕は神奈川県に住む20歳の司書です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
雑誌や情報サイトなどで賃貸物件を探している時、間取りを重視した選び方を好む人は多くいます。間取りは非常にわかりやすい表記ですし、部屋数を把握できるのでたしかに便利な表示だと言えます。しかしながら、間取りと合わせて併記されている床面積も同じくらい重要な情報なのです。同じ間取りであっても面積に大きな差がでているということはそう珍しいものではないのです。賃貸物件における間取りの表記は、この面積以上であれば1つの部屋としてカウントして良いという考えに基づいています。そのため、同じ部屋数であっても実際に使える面積、すなわち床面積には大きな差が出るということになるのです。これは知っておきたい情報の1つです。
ちなみに、LDKタイプは人気が高いのですが、DKタイプとなると若干人気が下がります。そのため家賃に関してもその影響を見ることができます。1LDKより2DKのほうが平均家賃は低い傾向にあるので、一概に間取りだけで判断してはいけないということがよく分かります。加えて、部屋数が多いからといって必ずしも広く感じるわけではないということもポイントに成ります。むしろ部屋が多いことによって壁や扉が多くなるので、同じ床面積であっても部屋が少ないほうがむしろ部屋が広いと感じるなんてことも珍しくはないのです。間取りを重視した選び方も良いのですが、床面積を見ることも同じくらい重要なのです。賃貸選びをするのであれば絶対に覚えておくべき知識といえるでしょう。