僕は鳥取県に住む48歳の臨床検査技師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸を借りる場合、アパートとマンションがあります。一般的にはアパートは木造で、マンションは鉄筋コンクリート造りというイメージがあります。しかし厳密な決まりはないのです。国の基準では、どちらも共同住宅や集合住宅という分類に入っているのです。ただし不動産業界では、建物の構造によって分類しています。不動産屋に置いてある物件の案内図やチラシには必ず建物の構造についての記載がありますから、それを見ればマンションかどうかをはっきり見分けることができるのです。アパートと分類されるのは、木造、プレハブ造、軽量鉄骨造などの構造です。マンションと分類されるのは、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造などです。
一般的な賃貸では、マンションの方が家賃が高めになっています。それは見た目とか外観のデザインなどではなく、主に構造からくる性能の問題によります。アパートの構造はマンションの構造に比べると音が聞こえやすいのです。しかし角部屋を選べば、かなり音の問題は解決します。またマンションでも、窓の位置によっては外部の騒音がよく聞こえる場合もあります。窓というのは音をよく通すのです。また部屋を選ぶ時には隣室との間取りや、バスの配置がどうなっているかを確かめておくと、音を気にしないで暮らせます。バスルームが部屋と部屋の間に挟まっているような間取りなら、騒音がダイレクトに伝わる可能性は低くなります。家賃の安いアパートを選ぶ場合は、隣室との間取りを確認することが大事になります。