僕は山口県に住む21歳の地方議会議員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

マンションやアパート等を賃貸する場合に、契約書には契約期間について記載があります。これは管理人側で決められた期間ですが、決してこの期間を守らなければいけない、という意味合いではありません。この契約期間はあくまで目安であって、これより前の退去でも構いませんし、この期間を超えて借りる場合には更新手続きが必要になるだけです。この更新手続きには、更新料が発生する場合があります。これは大抵、家賃の1ヶ月分程度の金額であることが多いです。管理人にとっては、自分の物件に空き室をあまり作りたくないので、更新するのか退去するのか早めに知っておいて、退去の場合には次の賃貸への準備を進めるのです。これが更新であれば、しっかりと更新の手続きをしておきたいのです。

また、大抵はこの契約期間は2年とされている場合が多いです。しかし実際には1年未満等で退去されるケースもあり、これが多いと管理人としては困るので、あまりにも短期間の賃貸の場合は断られることもあります。物件を新しく貸す場合には、現在の部屋の原状回復、新しい鍵の準備等を予めしておかないと、なかなか入居者の募集もかけられません。手間が増えるうえに、入居者が集まらないときのことを考えると、管理人も慎重に契約を進めなければならないのです。そのために、目安として契約期間をわざわざ設けているのです。契約の際に、退去時期等が分かっていれば、予め伝えておくことで管理人との信頼関係が結ばれ、契約時にも退去時にも手続きがスムーズに進むはずです。