賃貸のデメリットはかかる経費が多い(静岡県/戯曲家/44歳/男性)

僕は静岡県に住む44歳の戯曲家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


不況が長引いている現在、誰もがマイホームを手に入れる事が難しくなっています。従って現在では、比較的ハードルの低い賃貸アパート等にやむを得ず生活されている方が多いのが現状です。その一方で、数十年を見越した計算で賃貸のほうが安価という理由からあえて選ぶ方も出ています。確かに、賃貸は購入住宅と比較してもローンの審査や返済でのプレッシャーや役所での登記、固定資産税等の手続きが無い上にライフスタイルの変化に合わせて住み替えができるのが最大のメリットです。特に購入住宅で暮らす際に役所での固定資産税等の確定申告はかなり面倒であり書類も複雑です。また、ローンを組む際には返済計画をきちんとたてる必要があり、審査や返済での時間がかなりかかり、それが精神的なプレッシャーにつながる事が多いです。


賃貸には、購入住宅にはないメリットがありますが、それに加えてデメリットも当然ながらついてきます。今回は、経済面の観点から説明致します。まずアパート等では入居時に初期費用がかかり、その種類には敷金礼金を始め、不動産仲介手数料がかかる事もあります。入居時にかかる費用の例では、例えば首都圏内のとある物件で敷金が5万円、礼金が3万円、不動産仲介手数料が3000円で月々の家賃が7万円となると、入居時だけで14万円かかる事になります。また、2年毎に更新料がかかるのが一般的で、これは1回で家賃の1,5ヶ月分が相場となります。例えば、7万円の家賃の物件では2年毎に通常家賃+10,5000円の更新料がかかり、50年間同じ家賃の物件に生活すると2年半分の家賃が加算されます。