僕は長野県に住む68歳の映画監督です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸のメリットとは気軽という事だ。昨今、沢山住居の選択肢は存在する。実家暮らし、シェアハウス、持ち家、そして賃貸だ。賃貸以外にはそれぞれデメリットが沢山ある。例えば、実家暮らしについてはプライバシーと呼べるものが存在しない。そのような環境化に、年頃の男性又は女性がいつまでも実家に留まっている事は不健全だと言わざるを得ない。もちろん、実家暮らしの次は新婚の新居というパターンも存在するだろうけれど、その場合には元々プライバシーの存在しない環境下から、再びプライバシーの存在しない夫婦という枠に移行する事は、非常に親和性が高いため、ある意味で有効な選択肢と言えるだろう。しかしながら、独身生活が長く続く予定であるのならば実家は離れるべきである。

独身生活を実家で過ごす事は、自分自身を堕落させるには十分な温室環境であり、自立した人間の選択すべき住環境では無い。では、実家を離れた場合の選択しであるが、まずは持ち家であるが、持ち家の場合にはそもそも購入費用が多分に掛かる上に、若い内に購入する事は、転職等の自由な動きを制限された定住環境に身をおく事となるため、早い内に持ち家とする事はあまり賢い選択しではない。次にシェアハウスであるが、家賃を払いながら実家以上にプライバシーの無い環境下にわざわざ身を投じる理由が無い。あえてそのような環境に入る事で個人の成長が促されるという確信がある場合には別であるが。最後になるが、賃貸物件については以上のようなリスクが存在しない。問題が無ければ賃貸物件を住居として生きていく事が精神及び経済的に気楽であるのだ。