賃貸の物件を借りる場合、通勤時間を考慮(新潟県/歌舞伎役者/60歳/女性)

私は新潟県に住む60歳の歌舞伎役者です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる場合は、会社までの通勤時間を考えない人はいないと思います。通勤時間は短ければ短いほどいいのですが、もっと言ってしまうと、最寄りの交通機関に行く道のりを考えることも必要です。勿論近くである事は大切ですが、女性や子供がいる場合は、夜に帰る時の事も考えてあまり暗くならない場所などを考えましょう。多少遠くても、人通りが多くて明るい商店街などは比較的安心ですし、近くても人通りが少なく鬱蒼とした公園などがあると、やはり不安ですよね。ですから賃貸物件を見るときは、明るい昼間だけではなく、夜間も見ることは怠らずに行いましょう。通勤通学はほぼ毎日行うことです。おろそかにはできません。できれば交通機関に直結した物件に住みたいところですが、そうもいかないのも現状でしょう。


賃貸の物件で通勤に不便となると、自然とまた次の引っ越しを考えざるを得なくなります。しかしながらそんな金銭的なロスも時間的なロスも決して小さくはありません。最初からすべての望みがかなう物件に巡り合えるとは限りませんし、妥協しなくてはならない部分も出てくるでしょう。何に重点を置くかは人それぞれでしょうが、毎日の事を考えれば、また子供や性別の事を考えれば、重要なポイントであることは言うまでもありません。公共交通機関に近いということは、近ければ近いほど家賃も上がる傾向にありますが、単純に距離だけではなく、環境も考慮する必要性も生じます。快適な生活を送るために、全体的な視野でものを見ることも必要ですが、生活の基盤は仕事なので、実は一番重きを置きたいところです。