私は石川県に住む50歳の聖職者です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
20代のうちは賃貸に住み、30代後半になると家を購入する人が増えてきます。しかし、最近では持ち家にこだわらず賃貸での生活を続ける人も増えています。以前は家賃を払い続けるより家を買う方がよいという考え方が多かったのですが、最近ではマンションを購入した場合と家賃を払い続ける場合を比べてみても、トータルではあまり差がないとも言われています。また、賃貸での生活にはメリットがたくさんあります。まだ若い世代は転勤や転職などライフスタイルが定まっていないため、引っ越す機会も多くなりますので賃貸の方が便利です。また、結婚や出産などで家族構成が変わっても住み替えればいいので、ライフスタイルに合わせて選ぶことができるということも魅力です。
お金の面でもメリットはあります。持ち家の場合は月々の住宅ローンの返済に加え、固定資産税や都市計画税、修繕積立金などを毎月支払う必要があります。建物の維持費というものは結構な金額になるため、その負担や修繕などの責任がないというのは大きな利点といえます。家賃は毎月支払いますが、住宅ローンという大きな負担を抱えませんので、転職などで収入がダウンしても住み替えることでカバーすることもできます。また、住み替えるたびに違うイメージの物件を選ぶことで、毎回新しい気分で生活をすることができます。しかし、契約期間内の退去に関してはペナルティが生じる場合もありますので、契約の内容をしっかり確認しておきましょう。結婚してすぐに家を購入するより、メリット面の多い賃貸生活も再度検討してみてはいかがでしょうか。