僕は島根県に住む51歳のベビーシッターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

部屋を借りると契約期間が定められており、一般的には契約期間は2年間とされております。この期間が終了する頃になると、そのまま住みつづける場合でも契約更新のための手続きが必要となります。その時に、相場としては家賃一月分の更新料を支払う必要があります。この更新料については、法的な規程は何もなく、古くから慣習として支払われているものとなっております。賃貸を借りるときの賃貸借契約書に明記されており、それに合意した上で行われるものですから、契約の自由となります。法による規定は無いために、更新の時になってこのような話は聞いていないなどといった理由で、支払いを拒否しても主張は認められないのが普通なので、契約する際には基本的に更新料についてもきちんと確認をしておくのが良いです。

この更新料については地域によってもかなり違い、まったく更新料が取られないところもあります。また、支払いをしなければいけない場合でも、半月の場合もあれば一月の場合や二月の場合もあります。裁判所で支払いを巡って争われたこともありますが、2011年には最高裁で高すぎなければ有効であると判断が下されております。もっとも、支払いをしないで良い物件もありますし、賃貸物件自体が現代では色々とありますので、無駄な出費をするぐらいであれば退去して他の物件を探すという人もおります。礼金と同じように単なる慣習であるために、今後は次第に無くなっていくのではないかという見方もあります。現状では、契約内容をしっかりと確認してその内容に従う必要があるので注意してください。