僕は埼玉県に住む64歳の歯科医師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
みなさんは賃貸を借りるとき、何を重視して選ばれるでしょうか。家賃や間取り、周りの環境など様々だと思います。一人暮らしや二人暮らし、学生や単身赴任のサラリーマンなどによっても違ってきますよね。部屋を借りる決め手となるとき、家賃や間取りも大事ですが、その賃貸が何でできているのかも重要です。木造なのか鉄筋なのかによって、冬に部屋の温度が違ってきたり、私生活の音が響きにくかったりします。長く住む予定の人であればあるほど、騒音や部屋の温度などは気になってしまいますよね。また、意外にも見落としがちなのが築年数です。築年数とは、その建物が建ってから何年経過しているかということです。築年数が違うと何が変わってくるのでしょう。
年数が経っていると、それだけ多くの人が借りている部屋ということになります。なので、部屋に生活感が残っている場合があります。また、北海道などの寒い地方では、断熱材が壁の中に入っているのですが、年数が経つと段々と断熱機能が低下していき、寒さを感じてしまう場合があります。築年数が古いと、いくつかのデメリットが出てきてしまいますが、メリットも多いのです。生活感などがある場合は、オーナーさんの判断で部屋のリフォームを無料で行ってくれたり、広い部屋や部屋数があっても低価格の家賃で住めたりする場合もあります。物件選びをする際にはついつい新しい物件に目がいってしまいますが、少し視点を変えて探してみるのもいいと思います。